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- Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791773107
作品紹介・あらすじ
神が神でなくなるとはどういうことか
その怪異な姿と独特の習性のゆえに、古代の人々が「神」と恐れあがめた蛇。ときに人間の女性と結婚し、ときに人びとにいけにえを求め、ときに刀剣・雷として現れ、そして、ときに見た者の一族を滅ぼす力をもつものと考えられてきた。上代・中古の文献を広く渉猟し、「蛇」にまつわる逸話を仔細に分析することで、そうした「をろち」の圧倒的な霊威がなぜ失われてしまったのかという謎にせまる。
感想・レビュー・書評
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古事記や日本書紀など様々な文学を引用しながら、当時の人にとって蛇とはどのような存在であったのかを考察している本である。
あまり、このあたりに馴染みがないので、興味深く読んだ。
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国文学からのアプローチ。神話学や文献史学のほうを読みたい人は注意。
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