北欧でみつけたサステイナブルな暮らし方: 食品ロスを減らすためにわたしたちにできること

著者 :
  • 青土社
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本棚登録 : 98
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791775095

作品紹介・あらすじ

食べ物とエコロジーの第一人者がSDGs最先端の国、北欧で見た食品ロスを防ぐためのヒントとは?
地産地消ホテル、パンからアイスクリームを作る職人、食料廃棄物を燃料に走る市営バス、おしゃれな賞味期限切れスーパー…。北欧の企業のユニークな取り組みを徹底取材!!

感想・レビュー・書評

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  • 日本でも形が悪くて売れない野菜とか魚とか、パッケージがダメで売れない加工品とか、そういうのが買える場が一般に広がればいいのにな。

  • 3分の1の食品が捨てられているという事実に何かアクションを起こそうと思えるヒントや考え方が学べる一冊。デンマークやスウェーデンで、食品ロスを減らすための取り組んでいる例の数々には、日本にも取り入れられるものがあるのではないかという希望が持てた。
    「規格は人間が決めたもの」という言葉が印象に残った。捨てる必要がないものを捨てないで利用しようという意識をもった企業や消費者が増えると、日本での食品ロスが減らせるのではないかと思った。不揃いの野菜(こっちの方が好き!)や賞味期限が近いものを選んだり、フードロスレスキューアプリを入れてたりして、できることから実践している。

  • 北欧諸国の「企業が消費者を教育すべき」という考え方はなるほどと思いました。

    皆さんがやりがいを持って取り組んでいることが伝わってきます。

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/564127

  • 3R
    Reduce
    Reuse
    Recycle
    この中では、主にリサイクルをしている
    けど、本当は入口になっているリデュースをもっと重点的に取り組む必要があるのではないだろうか?

  •  最近ニュースやSNSなど「食品ロス」という単語が出てきます。言葉から何となくイメージはできるけど、詳しくは知らないという方が多いのではないでしょうか。
     この本は、食品ロスの専門家である著者が、北欧を訪れ取材した内容をまとめたもの。地産地消ホテルから、おしゃれな賞味期限切れスーパー、食品廃棄物を燃料に走る市営バス、さらに余ったパンからアイスクリームやビールを作る会社など、食品ロスの削減に向けたユニークな取り組みが紹介されています。食品ロスに関する取り組みだけでなく、北欧の暮らしの素晴らしさまで学ぶことができる一冊です。

    京都外国語大学付属図書館所蔵情報
    資料ID:657386  請求記号:611.32||Id

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000060243

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著者プロフィール

食品ロス問題ジャーナリスト。奈良女子大学食物学科卒。博士(栄養学/女子栄養大学大学院)、修士(農学/東京大学大学院農学生命科学研究科)。主な著作に『捨てないパン屋の挑戦』(あかね書房)『食料危機』(PHP新書)『あるものでまかなう生活』(日本経済新聞出版)『賞味期限のウソ』(幻冬舎新書)『捨てられる食べものたち』(旬報社)など。

「2021年 『SDGs時代の食べ方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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