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- Amazon.co.jp ・本 (162ページ)
- / ISBN・EAN: 9784792602482
感想・レビュー・書評
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友沢ミミヨさんといえば、まめおやじ?だったか、なんかちらほらみていて、
昭和の、ほっぺたがリンゴみたいな、小学〜年生の表紙の絵?
そんなテイスト?位の印象しかなかった。
ところが。
そのへんのちょっとした毒が単行本のせいか大増幅!
いや、よく見れば月刊ガロでの掲載だから、か。
もう、シュールといい毒と言い、これ以上のハイレベルはそうないはず。
いや、あるのかもしれないけれど、あたし史上最強の
「無邪気な絵で邪気を描き出す」内容でした。
なんとはなしに童話モチーフだったりもするのだけれど、
いやいやここは、えいやで気にせず、読むが良い!という感じです。
勢い98%でどうぞ。(あとは知らない)
これはもう、コトバでは言い表せない、イメージの醸す、アクの強さよ、です。
あたしはどんなに素晴らしい内容でも絵が汚かったり好みでないと読めないんですけど、、
友沢さんの絵は決して好みではないのだけどとにかく、キレイで邪気がない。
そのピュア感と最低なえげつなさに惚れました。ええ、惚れ抜きました。
えげつないのに汚くない。
誰かが「粗にして野だが卑ではない」という事を言っていますが、
あたしにしたら友沢さんの作品はまさにそれ。
「愚にして劣だが否ではない」
‥あ、そこ、石投げないで!詳細をみるコメント0件をすべて表示
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