月子まんだら

著者 :
  • 青林堂
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本棚登録 : 8
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (337ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784792603878

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  • 「まんだら屋の良太」は、1979-1989年に「漫画サンデー」に連載された漫画。この「月子まんだら」は、そのスピンオフ作品として、2002年に「娯楽王」という漫画雑誌に連載された作品である。
    最初の連載から13年経過した後の作品であるが、絵も最初の連載から全く変わっていないし、ストーリーも、相変わらずの畑中ワールドで、絶好調である。

    小倉の近くという設定の九鬼谷温泉という架空の温泉が舞台。舞台というよりは、作者の畑中純が創り上げた世界であり、宇宙だ。
    Wikipediaによれば、「まんだら屋の良太」には、もう一つ、「良太」という名前の続編的な作品があるらしい。さっそく、Amazonで注文した。読むのが楽しみだ。

  • 2022/10/16購入
    2022/10/28読了

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著者プロフィール

マンガ家、版画家、東京工芸大学芸術学部マンガ学科教授。1950年3月20日、福岡県小倉生れ。三郎丸小学校、足立中学校、小倉南高校卒業。幼年期より絵を得意とし、小学2年で画家を志望。山、川、海など自然に親しみ、貸本マンガやエルヴィス・プレスリー、映画に心酔する。マンガ家を志し18歳で上京、東京デザインカレッジ・マンガ科に入学。建築現場などで肉体労働のアルバイトに明け暮れながらも、読書に没頭。1974年、一枚マンガ集『それでも僕らは走っている』を自費出版。1977年、『月夜』(話の特集)でデビュー。1979年より、週刊漫画サンデー誌上で『まんだら屋の良太』を10年にわたり連載。同作品で漫画家協会優秀賞受賞。以後、宮沢賢治作品の版画化、エッセイなどにも積極的に取り組む。
『玄界遊侠伝 三郎丸』(実業之日本社)、『どんぐりと山猫』(筑摩書房)、『鍵』(小池書院)、『版画まんだら』(人類文化社)、『ガキ』(太田出版)、『ガタロ』(青林堂)、『1970年代記』(朝日新聞社)、『オバケ』(光文社)、『猫日和版画館』(蒼天社)など著書多数。現在、『まんだら屋の良太』フランス語版 Ryota du Mandala(seuil)も刊行中。

「2008年 『私 まるごとエッセイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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