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- Amazon.co.jp ・本 (47ページ)
- / ISBN・EAN: 9784793322723
感想・レビュー・書評
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ブックトークとは、20-30分の間に5冊前後の関連した本を取り上げ、一部分を読み聞かせたり、内容を解説したりしながら関連付けて紹介すること。テーマを設定し、分類や形式の多様性を持たせて、リストを作り、工夫しながら発表した後、読書時間を確保する。
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本書は学校でのブックトークを始めるにあたって、紹介する本の選び方やブックトークの組み立て方、多様なブックトークのスタイル、を紹介する入門用書籍。学校で行うことを前提に執筆されているので、ブックトークで紹介するテーマや取り上げる本は、小・中学校の教育課程に準じた内容になっています。
単純に実践マニュアルにならず、基本的な考え方をおさえておける内容にしておく、という編集が感じられます。著者は他の類書に見られるブックトークのシナリオについては否定的な見方をしています。シナリオにしばられること、シナリオ作成の労力、を勘案するとあまりメリットはないという考え方です。たしかに子どもの様子を見ながら即興的に本の紹介を進めていくのが、よいのかとは思いますが、それには、やはり紹介するの本の知識と、ブックトークのある程度の経験が必要なのではないかとも思います。
しかし単なる入門マニュアルにならず、ブックトークの教育的意義をコンパクトにまとまっているので、使える一冊ではないでしょうか。
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