探求的な学習を支える情報活用スキル: つかむ・さがす・えらぶ・まとめる (はじめよう学校図書館 10)

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  • 全国学校図書館協議会
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  • Amazon.co.jp ・本 (54ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784793322907

感想・レビュー・書評

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  • 具体的な実践が書かれておりわかりやすかった。これならできそう、と児童も教師も思える内容。課題の設定、情報の収集、情報の整理・分析、まとめ、表現の四段階について述べられていた。

  • 小中学校がメインの、図書館を学習・情報センターとして活用するための提案が具体的に書かれている。読書の喜びや楽しさと共に、情報探索の場として図書館が使えることも教えていかなければならないと思う。将来の生きる力にも繋がるのでは?そのためにはやっぱり人が必要!!

  • 本書では「情報活用スキル」を学校図書館機能を活用する能力をさし、「授業で学校図書館活用」する際に必要な、基本的な技術や能力を子どもたちに習得させるための入門書です。

    総合的な学習の時間にある「探究のプロセス」にそってまとめられ、①課題の設定、②情報の収集、③情報の整理・分析、④まとめ・表現、の4つのプロセスで使う必要なスキルを解説しています。

    特に、「情報の収集」に偏りがちな類書の内容に比べ、③④も同等にページを割き、プレゼンテーションやレポート作成のスキルについて詳述しているところから、「調べっぱなし」「書き写しただけ」のまとめにならないよう配慮がされています。小学生には難しいかと思われそうな、「Xチャート」「ベン図」「ピラミッドチャート」などの思考ツールの活用法も、きちんと習得できることがわかります。実際に思考ツールを小学生が使用しているのが写真で確認でき、論理的な探究的な学習を行っているようすが伺えました。プロセス①②でも「まとめカード」「イメージマップ」などワークシート例があり、なおかつ児童との対話例も収録した実践的な内容になっています。

    もちろん、NDCの基本的な理解から、所在記号の読みかた、事・辞典の活用法、引用・要約などのルールも押さえています。

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著者プロフィール

静岡県生まれ。関西大学大学院総合情報学研究科博士課程修了博士(情報学)。静岡市公立小学校教諭、関西大学初等部教諭(中高等部兼務)を経て、現在、放送大学客員准教授。

「2020年 『よみとく10分シリーズ 10分で読める伝記 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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