時計の針はなぜ右回りなのか: 時計と時間の謎解き読本

著者 :
  • 草思社
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本棚登録 : 48
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794205780

作品紹介・あらすじ

時計と生活のなかの時間をめぐるさまざまな疑問に明快に答える、読切り82篇。

感想・レビュー・書評

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  • 資料番号:010134963
    請求記号:535.2/オ

  • ワークショップ「暦の本棚をつくろう!」:“本日の一冊”本

  • 日時計は「北半球では」右回りに影が移動するため。

    時・分・秒は 12進数、60進数なのに、秒以下は 10進数を使うのはなぜか。→ 「計量法」では、秒の単位までしか定まっておらず、秒より細かい単位は暫定的に使われたものが定着してしまった。

    英語の clock という語は、ラテン語の cloccam(鐘) から来ている。watch や montre(フランス語) は、「見張り」の意味のサクソン語 waecce によるという説と、「目を覚まさせる」の意味のwakeと同じ語源によるという説の2つがある

    西暦は始め「ユリウス暦」が使われていたが閏年の調整がうまく行かず、16世紀には10日のずれが判明した。そのため、1582年の10月5日をグレゴリオ暦の10月15日として乗り換えた。(P.66)

  • 時間にまつわる色んなお話。
    時間は正確なイメージがあったけど、正午が午前でも午後でもないなんていう、いい加減な感じもあることも知り、面白かった。

  • 時計や時に関係する雑学的な知識を集めた一冊。時計や時に関する本質的な謎に迫る・・・といった内容ではないので、そういった内容を求める方には向かない。私もその一人であり、勝手に期待していた自分が悪いのですが、ちょっと拍子抜けでした。

  •  
    ── 織田 一朗《時計の針はなぜ右回りなのか 19941025-19951212 草思社》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4794205783
     
     Oda, Ichirou 時間学 19470927 石川 /山口大学時間学研究所客員教授
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/19941025
    ── 《“時計”と“人”との5000年史 20180301 04:20-04:30 NHK視点・論点》
     
    http://q.hatena.ne.jp/1252368019#c158510
     ↑時間とは何ですか? ↓音は、惜しみなく時を奪う。
    http://q.hatena.ne.jp/1252368019#c182511
     
    (20090915)(20180301)
     

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著者プロフィール

時の研究家。日本時間学会理事。1947 年生まれ。1971 年慶應義塾大学卒後、(株)服部時計店(現セイコー)に入社し時計の営業・販売企画・宣伝・広報などを担当。著書に『時計の針はなぜ右回りなのか?』(草思社文庫)、『あなたの人生の残り時間は?』(草思社)、『日本人はいつから<せっかち>になったか』(PHP新書)、『「時」の国際バトル』(文春新書)、『歴史の陰に 時計あり』(グリーンアロー出版社)、『時と時計の雑学事典』(ワールドフォトプレス)など。

「2013年 『「世界最速の男」をとらえろ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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