シングルマザーを選ぶとき

  • 草思社
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 3
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794206855

作品紹介・あらすじ

本当は結婚したかったけれど、やむをえずシングルマザーになった女性たちが、体験をもとにあらゆる悩みや問題の解決法をていねいにアドバイス。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この本は、「自ら選択した」結果、シングルマザーとなっている著者(SMC:single mothers by choice)が、自身の活動を通して得た、シングルマザーがシングルマザーとしてどう行動したほうが生きやすいか、著者がそばに寄り添うように書いてある本です。※著者はアメリカ人。

    私がどこに惹かれたかというと、「自分で選択した結果」「こどもを持つ」という、責任感のある生き方です。
    とはいえ、責任感があるといっても、シングルマザーを取り巻く環境は、まだまだ温かい目が多数派とは言えないし、シングルマザー自身も、これでいいのかと悩みつつ子どもを持つわけです。

    そういう悩みを抱えつつ、それでも子どもをもとうと決意したシングルマザーが、どのように子どもを授かり、どのようにそのこどもと接し、そして、どのように世間の中で生きるのかということを、とても自然な、人間らしい視点で書いてあるのが感動した部分でした。

    とくに、「親の数が2人でも1人でも、その数が問題なのではなく、安定した家庭が存在していることが重要」という部分には、なるほどなあと頷かされました。
    数が問題なのであれば、じゃあ、3人いたら安泰なのかというとそうでもないわけです。

    シングルマザーだけでなく、子どもを持ちたいと考えている人、すでに持っている人にもおすすめの一冊です。
    ここに書いてある子どもとの接し方はとても誠実で、こういう育て方をしたいなあ、と、思わされました。

    • fjkyotoさん
      立派な書評だと思います。じっくり本と向かいあい、良い環境の中だから書けるのですね。学生・院生・卒業生のために時間を割かなければならないと...
      立派な書評だと思います。じっくり本と向かいあい、良い環境の中だから書けるのですね。学生・院生・卒業生のために時間を割かなければならないとはいえ、がさがさせずに本と向かいあいたいと願って日々を過ごしています。
      2012/06/01
全1件中 1 - 1件を表示

鶴田知佳子の作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×