- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794210265
感想・レビュー・書評
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絵は見るのは大好きだけど、得意じゃない私でも描いてみようかなと思わされる。描かないけど、そういう旅もイイかなとも思った。
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読書録「旅で出会う、絵になる人」2
絵と文 永沢まこと
出版 草思社
P54より引用
“民族衣装の姿とともに、エキゾティックな
イメージを誇ってきたアジア、アフリカ、中
南米などの国の人びとは、伝統的な衣装を脱
ぎ棄て、より便利で、よりカッコいい西洋
ファッションを身につけるようになりまし
た。”
目次から抜粋引用
“眠る人
汗を流す人
ものを売る人
遊ぶ人
齢を重ねた人”
アニメーター・イラストレーターを経て、
画家として活躍する著者による、世界各地を
旅した先で出会った人びとをスケッチした一
冊。
居眠りするおじさんから静かに佇むお年寄
りまで、味わいのある人達が描かれています。
上記の引用は、幕間のエッセイでの一文。
あらゆるものが世界中で同じようになるのは、
グローバル化のいいところであり悪いところ
でもあるのでしょう。何処に行っても特徴の
無い世界になってしまうと、だれも何処にも
出かけなくなってしまいそうな気がします。
アジア、アフリカ、中南米がうんぬんと書
いてありますが、それらの地域の人達があま
り描かれていません。アジアでは中国やシン
ガポールやトルコ、アフリカではモロッコく
らいしか見つかりませんでした。
中南米に至っては、見つけることが出来ませ
んでした。私の読み込み不足なだけかもしれ
ませんが。
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