男の子って、どうしてこうなの?―まっとうに育つ九つのポイント

  • 草思社
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794211187

作品紹介・あらすじ

男の子と女の子の脳はちがう、思春期には親以外の大人の助けが絶対に必要、など"現代の知恵"を満載。

感想・レビュー・書評

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  • 2002年のときに、こう言った考え方が存在していたのに、未だに日本には浸透していない気がする。男性、女性の二分化ではない論調で、男らしさを決めつけることがないけれど、男の子としての生物上の特徴は、存在するので、それを整理していて、不快な気持ちゼロで、違いを学ぶことが出来た。
    自分がトラウマ意識を抱いている思春期の男の子との体験たちは、成長過程で仕方なかったし、この男の子の特徴を掴んでいない教育環境に身を置いていたことが原因だったと分かった。
    とにかく、テストステロンというホルモンの分泌で、コミュニティの長になりたがったり、血の気が多くなり、男らしくあらねば!と自分らしさを見失ってしまい、辛い経験は、私だけではなく、思春期の彼らも体験していたのだと思った。

  • うちの息子ももうすぐ10歳。これからいろいろと難しいことも出てくるんじゃないかなと思いながら読みました。
    もっと家事を教えていかないといけないし、そのうち性についても教えていかないと。

    • だいさん
      母の愛と父の愛=慈悲
      やはり 二人で育てていくものだと思いますよ
      信じることも大切だと思うなー
      母の愛と父の愛=慈悲
      やはり 二人で育てていくものだと思いますよ
      信じることも大切だと思うなー
      2016/03/02
    • reader93さん
      だいさんコメントありがとうございます。そうですね、信じること、そして父母協力して育てていくことが大切ですね。子育て先は長いけれど頑張ろうと思...
      だいさんコメントありがとうございます。そうですね、信じること、そして父母協力して育てていくことが大切ですね。子育て先は長いけれど頑張ろうと思います。
      2016/03/02
  • 自分には女の子の経験しかなかったので

    ちょっと知っておくとなるほど~なこと

    そして分かるのは女性だけでは難しい

    旦那でも、友だちでも、男性だからこそ出来ることがあるんだなと

  • H15,1,12と日付あり。教科家庭科の中での保育論がとっても母親目線でしかない話ばかり先輩方がする…男子も学ぶのに…と思って読んだ本。母親目線で教えても、男の子には理解難しいはず。中立を保ち、いろんな角度から保育を教えないと将来に役立たないと思っていた。自分が母親でやったことを話して満足する家庭科の授業への反発する生徒の声を聞いたりして、いろいろ本を探したりしたときの一冊。

  • 私が悩んでいたときに読んだ本です。
    産まれる前に読むべきですね。
    ただ、これが役に立ったかは、わからないです。
    読んで落ち込んだのは確かです。

  • * 父親との関係を修復する
    * セックスに神聖さを見出す
    * パートナーと対等に向きあう
    * 子どもと積極的にかかわる
    * 同性の親友をもつ
    * 自分の仕事に愛情をもつ
    * 野性のスピリッツを解放する

  • 海外の翻訳本であるため、日本での状況にそのまま当てはまらない部分も多いが、父親と母親の役割や学校での対応の必要性など、男の子の成長段階ごとに与えるべきものがよくわかり、参考となった。

  • 原題は「raising boys」。
    「manhood(男の人って、どうしてこうなの?)」の続編?

    よくある内容だが、主張が右往左往せずに明解で、具体例も分かり良い。参考文献などはほぼ載っていない。
    母親の役割、父親の役割、年長者の役割、テストステロンの働き、男女の脳の違い、性意識、学校との関わり、スポーツとの関わり、社会との関わりなど。

  • 思春期には親以外で信頼できる大人の助言が必要。とのこと。昔からの部族での事例などを交えて説明されている。
    あとは性についての認識もこれから必要になるか。

  • 自分自身が男性でありながら、男の子について学ぶべきことが沢山ありました。少年たちは、興味深い具体的な活動に従事させるべきであるとか(私も、さ迷っていました)、不明瞭な言葉をしゃべる下の子供達には、彼らが言わんとしているように思われる言葉を繰り返してあげるべきであったり、家で不作法であっても、学校ではいい子で、家ではガス抜きをしていただけの場合もあるということを考えたり、異性について学ばせてあげる機会を作ったり、男の子の情熱を分かち合える機会の創設であったり、だいたい10歳位に、思春期に入ることを祝い、性知識について話す機会を設けたり性についてオープンにして健全な性意識を持たせてあげる、などの働きかけを学びました。

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著者プロフィール

オーストラリアの児童心理学者、家族セラピスト。400 万部、31 カ国で翻訳された世界的ベストセラー『男の子ってどうしてこうなの?』(小社刊)などの著書は、各国の親たちに絶大なる信頼を集める。

「2014年 『女の子って、ちょっとむずかしい?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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