棟梁を育てる高校: 球磨工高伝統建築コースの14年

著者 :
  • 草思社
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794211941

作品紹介・あらすじ

いま子どもたちに人気のある職業は大工であるという。それを先取りしたともいえる大工を育て、棟梁を目指す学校が平成元(一九八九)年、熊本県立球磨工業高校に誕生した。"伝統建築コース"がそれである。1学年20名。女子も入学可。近年、伝統建築に携わる技能者が高齢化し、後継者のなり手のないことから、日本の(熊本県産の)木材を生かし、従来の木造軸組工法をマスターした大工を、徒弟制ではなく、学校教育のなかで養成する日本で初の野心的な取り組みであった。

感想・レビュー・書評

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  • 一万円選書で岩田さんから推薦されていた著者の作品。自分自身、読書の幅を拡げる為にチョイスしてみました。過去あまり選択して来なかったノンフィクションは新鮮でかつ新たな発見もあり、フィクションとは違う面白さがあると気付かせてくれました。

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著者プロフィール

1945年広島生まれ。ルポライター。著書に『京の職人衆が語る桂離宮』『プロが選んだ調理道具』『配膳さんという仕事』など。

「2020年 『京の大工棟梁と七人の職人衆』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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