神と歌の物語新訳古事記

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  • 草思社
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  • Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794214584

作品紹介・あらすじ

歌人の目と女性の目で、日本最古の古典文学を神と歌の物語としてとらえなおす!誰にでも読める現代人の古事記ここに完成。

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすくなおされている短い原文の後に和訳が入り、更にその後に説明が入るので、物語としてストーリーを追いかけたい場合は非常にストレスがたまる。
    書き方も「ここから説明です」と分かりやすく書いているわけではないので集中してないと何のことを読んでいるのか見失い易い。
    説明自体もそれ程専門的ではなく、神の名についてなど言葉に対する知識として入れると良い程度のもので、もう少し書き方を工夫して欲しかった。
    和歌に興味のある人は興味深く読めるかもしれない。

    私は上つ巻に用があって読んだので、和歌もそれ程出てこないし、情報収集の意味では薄かったが、読み物としては悪くないと思う。(2013/5/23)

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著者プロフィール

一九二七年東京生まれ。歌人。作家。歌集『さるびあ街』(松田さえこ名義)で第四回日本歌人クラブ賞受賞、『源氏の恋文』(求龍堂)で第三二回日本エッセイストクラブ賞受賞、第六歌集『夕霧峠』(砂子屋書房)で迢空賞受賞、『新訳:源氏物語1~4』(小学館)等の活動により神奈川県文化賞受賞。その他、著作多数。近刊に『自伝的短歌論』(砂子屋書房)がある。また「合唱組曲・蔵王」他、多くの作詞を手がける。

「2019年 『神山三輪山歌集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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