- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794214720
作品紹介・あらすじ
うそをつき、空涙で同情を引き、追いつめられると逆ギレする…。25人に1人いる"良心のない人たち"の見分け方と対処法を教える貴重な書。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
モラハラ被害者が読む本リストを、片っ端から攻めることにした。
加害者には良心がないのだということがよくわかった。けれど、良心がないなんて想像もつかないので、読めば読むほどわけがわからなくなるわ。
モラハラ加害者には近づかないのが一番の対策らしいし、私はそこを実践しつつあるので、加害者の心理なんてこれ以上理解する必要はないのかもね。
(2015.06.08) -
良心をもたないため、人を騙したり傷つけても罪悪感を持たずに、人々に紛れ生活しているサイコパス。しかし、サイコパスは人の気持ちを知ることができないので、現代でもっとも必要とされる人の気持ちを推し測る力が無いに等しい。だから、サイコパスを恐れ萎縮する必要はない。
-
翻訳書だから致し方ない部分はあるがもう少し噛み砕いた内容だともっと読み手に伝わりやすいと思った。
生きている限り、本性を潜めているサイコパスとどこかでは一緒に行動したり、働いたりしないといけないので対処法の項目だけは誰しも目を通しておいた方がいいと思う。 -
サイコパスについて具体例(実例に限りなく寄せたフィクション)を含めて、心理学者の立場として説明をしている本。神経生物学的な研究についても言及されているのは良かった。サイコパス的特徴は、遺伝的影響が少なからずあると言う点は非常に興味深い。今現在は、更に研究が進んでいるのだろうか。単なるサイコパス解説書に終わらず、「良心」の意味についてオープニングからクローズまで問いを求めるストーリーも良い。サイコパスの被害体験を読んで気分が滅入ってしまったが、徐々に明るい気持ちに戻り、読後の気分は良好だ。
-
1
-
心理
社会
人生 -
読み進んでいくと、前に一度読んだ気がする内容。サイコパスは欧米人では25人に一人のようだが、アジア系ではもっと少ないらしい。また、サイコパスとそうでない人の境界も曖昧であり、はっきり決められないと思う。近い人は確かに存在するだろう。
-
良心というものを持たない人、サイコパスの実例を綴る本。良心を持たないというのがこんなに恐ろしいものなのかと、思い知った。少し救いなのは、サイコパスの人は幸せではないことか。良心があるほうが、幸せにつながるとのこと。また、利己的遺伝子の話も引き合いに、個人レベルではサイコパス、団体レベルでは利他的な人が生存戦略上有利とのこと。25人に一人はサイコパスというのもある意味しかたがないかと思った。