堀秀道の水晶の本

著者 :
  • 草思社
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本棚登録 : 70
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794217400

作品紹介・あらすじ

透きとおって美しく、いたるところに産出し、現代文明を支える、水晶。その秘密をあらゆる角度から語りつくす。標本写真全36点。

感想・レビュー・書評

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  • 買っちゃった……。

    どうもイシモノに弱いわたくし。
    宝石じゃダメなんだ。
    化石もイマイチ。
    鉱物だよね、やっぱ!!
    原石万歳!!

    化学苦手でしたが、元素表は好きだった。何故か。
    水銀と聞くと無条件にときめきます。
    あ、水晶関係ないねあはは!

  • 「楽しい鉱物図鑑」などの著作がある堀秀道の水晶大全。
    水晶は古来より日本で多く産出し、日本人が最も親しみを感じる鉱物だと思います。この本では、水晶の種類、生成場所、構造、保存方法、工業品の使われ方など水晶を様々な視点で紹介しています。工業品としての利用として、時計に使われているのはよく知られていますが、携帯電話やテレビ、CDプレイヤー、自動車などにも使われており、現代社会には無くてはならない鉱物となっています。
    巻頭にある写真は、著者のコレクションですが素晴らしい鉱物写真で、これを見るだけでもとても楽しめます。
    高校の地学で、水晶は二酸化珪素(SiO2)と習った記憶があります。文字で読むだけではイメージしにくい水晶も実物を見る実体験があれば、地学や化学も楽しかったかもしれない。

  • 口絵の写真がたまらない。

    鉱物の本の中ではとてもとっつきやすい。
    学問的なことからエッセイ的な文章もまざりつつ。

  • 2010年4月7日読了。写真が美しい。

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  • 溶けない氷の結晶だと考えられてきた水晶の話。
    科学的に地理学的に水晶を解説してくれる本。
    口絵の色々な水晶の写真も綺麗。

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著者プロフィール

堀 秀道(ほり・ひでみち)
1934年、東京生まれ。アマチュア鉱物界の泰斗、桜井欽一氏に師事し、中学校時代より鉱物を愛好する。北里大学化学科助手、モスクワ大学地質学部留学を経て、鉱物標本の販売および鑑定・研究の機関、「ホリミネラロジー」(旧・鉱物科学研究所)を設立。
その所長として鉱物漬けの日々を送る。2019年1月3日、敗血症のため死去。長石の新種「ストロナ長石」をはじめ3種の新鉱物を自身発見、研究・発表し、これらの業績に「櫻井賞」を贈られている。その後も岩代石などを発見。また「東京国際ミネラルフェア」の開催に主導的な役割を果たし、アマチュア愛好会「鉱物同志会」の主宰、テレビ東京の人気番組『開運!なんでも鑑定団』の石の鑑定レギュラー、各地の鉱物博物館の開設協力など、日本における健全な科学趣味の普及に大きな貢献を残す。著書に『楽しい鉱物学』『堀秀道の水晶の本』(草思社刊)『鉱物 人と文化をめぐる物語』(ちくま学芸文庫、2017)など。訳書に『石の思い出』(フェルスマン著、草思社刊)、『合成宝石』(バリツキー著、新装飾刊)などがある。理学博士。

「2019年 『愛蔵版 楽しい鉱物図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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