- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794217769
作品紹介・あらすじ
野宿をするのに、もちろんお金はかかりません。あるいは、休みがなくっても、大丈夫。まずは一晩外で寝るだけで、できちゃうのです。健康な身体ひとつ、寝袋ひとつ、あればいい。ですから野宿を、学生や自由人の専売特許にとどめておくのは、もったいない。サラリーマンやイイトシした人だって、やっていいんじゃないか。やってみると、面白かったりするんじゃないか-。話題のミニコミ誌『野宿野郎』発行人がほんわかと提唱する気持ちが軽くなる生き方。
感想・レビュー・書評
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野宿するうえで警察との接触は往々にしてありうる。
穏便に済ませるテクを身につけ巧くいなしたいものだ。
「休憩してるんです」「朝になったら帰ります」憶えておこう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「トイレを制する者は野宿を制す」ああ、野宿童貞を私も捨てたい。
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天下の奇書。一読あるべし。
これで野宿がしたくなるかどうかは、それぞれの感性次第。 -
野宿の好きな女の子が、とにかく野宿っていいの!と書く。
ただそれだけの本なんだけど、どこか愛らしくて応援したくなる。
ちょっとずるいな。
著者のかとうちあきさんは「野宿野郎」というミニコミ誌の編集長。
うってかわって男性的な小冊子だけど、こちらも読むと野宿人口の意外と多い?のに驚く。
本当に野宿が好きなんだな。 -
終電を逃してしまった時や、むしろ積極的に新しい体験をしてみたい時のための、野宿の指南書
軽くいい加減に楽しく読める。
防寒にブルーシートが使えるとは良い豆知識かも。 -
入門と言いましても、上達を目指そうと野宿を
始める人はいないでしょう。
野宿は通常は旅における宿泊の一つの手段なの
であって、目的ではないのだから。
しかしこの本では、その野宿を目的として行う
のです。
入門編は近所の公園です。上級編は旅先での場
所探しまで。
ちなみにキャンプではありません。あくまで野
宿なのであって、基本は地ベタにゴロ寝なので
す。
とは言いましても季節によってはそのまま天国
に行ってしまう可能性もありますので、そこは
ホームレスのように段ボールを使うとか、シュ
ラフくらいは使うとか、そして雨露をしのげる
ような軒下などを探すとかはします。
決して無謀なことはしません。
最近は道の駅で車中泊をする人が増えているら
しいですが、徒歩の旅でも道の駅での野宿は安
全であり有効かな、と思った一冊です。 -
たぐい稀なる奇人が類まれなる文章力で野宿という大抵の人にはあまり理解できないであろうものを語ってくれる奇書(褒め言葉)
共感は正直一ミリもできないし、なんなら野宿をしたくもならないが、著者が何をやらかして何を思って野宿するのかを知りたくて読み進めるうちに完読。文章に中毒性があり、そのまま2週目に突入。
町中で野宿をしている人を優しい目で見守れるようになるのでオススメです。 -
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