夏目漱石の人生論 牛のようにずんずん進め

著者 : 齋藤孝

• 草思社 (2016年11月19日発売)

作品紹介・あらすじ

「牛のようにずんずん前に押していきなさい」。と若き弟子たちに書き送った漱石。牛は漱石にとって一つの理想のイメージだった。とかくこじんまりと真面目に生きる現代の若者に「本当の真面目」とは、もっと腹の底からの大真面目だと説く漱石からの魂のメッセージ。「仕事」「人間関係」「家庭」などについて述べた言葉から、現代人に役立つ教えを読み解く。

感想・レビュー・書評

[doraneko1986さんの感想 · 2017年7月27日]

全く陽の目を見ない日々をおくっていたので非常に励まされるおもいだった。

[kiyoshi1986さんの感想 · 2017年5月20日]

夏目漱石さんの著作を読むと、何故彼はじぶんの自分の悩みを知っているのか。現代の問題を
知っているのか。と思ってしまう。真面目
に生きているからこそ、生きていく苦しみと楽しみもあると思った。

弟子も大切にされている漱石さん、尊敬します。

著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる！　要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。