文庫 私はヒトラーの秘書だった (草思社文庫 ユ 1-1)

  • 草思社
3.33
  • (1)
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 57
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794224644

作品紹介・あらすじ

「ヒトラーの魅力に屈することがどんなにたやすいことか、
そして大量殺人者に仕えていたという自覚を持って生きていくことが
どんなに苦しいことか」(本書まえがきより)

1942年から45年まで、ヒトラーお気に入りの秘書として第三帝国の中枢で働いていた女性が、
ヒトラーの素顔や側近たちとの交流、そして地下壕での最期までを
若い女性ならではの視線で書き記した手記。
戦後まもない時期に書かれ、半世紀を経て初めて公開された貴重な証言である。


トラウデル・ユンゲによるまえがき
【解説1】ヒトラーに出会うまでの日々

第1章 私はヒトラーの秘書になった
第2章「狼の巣(ヴォルフスシャンツェ)」で
第3章 夜ごとの集い
第4章 暗殺未遂事件
第5章 ベルリンの防空壕で
第6章 たった今、総統が死んだ

【解説2】ある贖罪の年代記

著者プロフィール

トラウデル・ユンゲ(Gertraud Junge)
1920年、ビール醸造技師と将官の娘であった両親のもと、ミュンヘンで生まれる。1942年末から45年4月までアドルフ・ヒトラーの私設秘書を務める。戦後、ソ連管轄下の収容所に送られたが、まもなく解放された。その後『クイック』誌の編集長付秘書などの仕事を経て、フリージャーナリストとなる。2002年2月11日夜、アンドレ・ヘラー監督との対話の形で出演したドキュメンタリー映画「死角にて」初上映の数時間後、重い病気のため死去した。

「2020年 『文庫 私はヒトラーの秘書だった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

トラウデル・ユンゲの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×