文庫 「生類憐みの令」の真実 (草思社文庫 に 4-3)

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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794225948

作品紹介・あらすじ

将軍綱吉は、
動物を愛していなかった—―

数多ある法令をつぶさに検証し、
綱吉の心の闇に肉薄する。


徳川五代将軍綱吉は、二十数年もの間、生類憐みの令を出し続けた。
犬、馬から、鳥、魚介類、虫まで、あらゆる動物への慈愛を説き、
その理念と実践を人々に強要したが、彼はなぜ、そこまで過剰な行為に走ったのか?

個人的な願望をこれほど赤裸々に表明し、
周囲に強要し続けた将軍は、歴代将軍で綱吉しかいない。
生類憐みの全法令をつぶさに検討し、綱吉の心の闇に迫る。

著者プロフィール

仁科 邦男(にしな・くにお)
1948年東京生まれ。70年、早稲田大学政治経済学部卒業後、毎日新聞社入社。下関支局、西部本社報道部、『サンデー毎日』編集部、社会部などを経て2001年、出版担当出版局長。05年から11年まで毎日映画社社長を務める。名もない犬たちが日本人の生活とどのように関わり、その生態がどのように変化してきたか、文献史料をもとに研究を続ける。ヤマザキ動物看護大学で「動物とジャーナリズム」を教える(非常勤講師)。著書に『九州動物紀行』(葦書房)、『犬の伊勢参り』(平凡社新書)、『犬たちの明治維新 ポチの誕生』『犬たちの江戸時代』『西郷隆盛はなぜ犬を連れているのか』(いずれも草思社)がある。

「2022年 『文庫 「生類憐みの令」の真実』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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