親子で学ぶマネーレッスン

著者 :
  • 創成社
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本棚登録 : 24
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794423238

感想・レビュー・書評

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  • 小学校高学年から新社会人、もしくは中高生の親御さんにおすすめ。
    投資が分かりやすく学べる。投資だけではなく、勉強する意味(人生の投資)幸せについても考えさせられます。幸せについては足るを知る事が大切、投資についても欲張りすぎず自分のライフステージに合わせたリバランスが必要、など。

    2010年の本みたいなので、少し情報が古い部分もありますが、株や投信を勉強するには非常に分かりやすいです。
    やっぱりこの本でも世界株インデックスファンドを推していました。

  • おカネって「感謝のしるし」だとは思わないかい? P.11

    こんな気の利いたセリフで親が子にマネーレッスンを出来ればどれだけ素晴らしいか?
    日本の一般的な家庭の風景では「おカネは汚い」ものなのだが本質は別の次元にあるし清貧の思想とも違う

    気の利いた言葉というと文中では親子の会話からいくつも出てくる

    P.21 真央ちゃん
    「人が喜ぶことをしてあげると結局、自分がうれしい。そう考えてみるとおカネと付き合うということは本当に自分自身を磨いていくことと同じなのかもしれない。」

    P.171 お父さん
    「株価は影だからね。影を追っかけるのが短期投資。実体を買うのが長期投資だ。
    だから、何年以上、持っていたら長期で、何年以下は短期というような区分けはできないんだ。」

    他にもキャピタルリターンの説明後に言った真央ちゃんのセリフ「絵に描いた餅みたいなものよね。」
    いつでも浮き沈みする株価のリターンをこう表現するのはうまいなぁ・・・と感心してしまいました

    おカネのことを学ぶことから始まりしあわせ持ちになることで終わるマネーレッスン
    「小欲知足」この「足るを知る」は前著「老荘に学ぶリラックス投資術」でもあったし投資本で何度もでてくるキーワード

    逆に足るを知らないとどうなるのかを考えてみれば答えは早くて欲に溺れて周りだけはキレイに飾られるが中身のない人になるってことでしょう

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著者プロフィール

I-Oウェルス・アドバイザーズ株式会社代表取締役社長

「2019年 『お金のことがよくわかる事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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