日本の論点 Japan Today and How It Got This Way【日英対訳】 (対訳ニッポン双書)

著者 : ジェームス・M・バーダマン 相場妙

• IBCパブリッシング (2014年1月25日発売)

作品紹介・あらすじ

日本人なら知っておきたい外国人からよく聞かれる日本の現状。原発、特定秘密保護法、食品偽装、格差社会、靖国神社、"おもてなし"の心、AKB48など現代のキーワードを簡潔に説明!

感想・レビュー・書評

[豊橋技術科学大学図書館さんの感想 · 2019年1月24日]

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[kuninoriyamazakiさんの感想 · 2019年1月18日]

日本社会の各領域をユーモアを交えて描出し、極めて明快な社会の絵図を提示している。最初、英語の質に物足りなさを感じるも、読み進めていくと、その勘所を押さえた的確な表現に魅了された。どうもこの外国の著者は極めて詳細に日本社会を認識しているようで、しかもその日本の有り様を心から楽しんでいる感じが伝わってきた。我々日本人の認識と符合する精度が高く、全然的外れではない。多少欧米人側からの関心が目立つ部分もあるが、それでもそれを大上段に振りかざしてこちらに強要する素振りはない。基本的に楽しげな人で、読者と日本社会を眺めて愉快な気持ちを分かち合おうとしている。

著者プロフィール

ジェームス・M・バーダマン早稲田大学名誉教授。 1947年アメリカ・テネシー州生まれ。プリンストン神学校教育専攻、修士。ハワイ大学大学院アジア研究専攻、修士。 専門はアメリカ文化史。 著書に『毎日の英文法』『地図で読むアメリカ』(朝日新聞出版)、『日英対訳 世界に紹介したい日本の100人』(山川出版社)、『アメリカ黒人史』『英語の処方箋』(ちくま新書)、『ネイティブが教える 日本人が絶対間違える英語大全』(KADOKAWA)、『3つの基本ルール+αで英語の冠詞はここまで簡単になる』(アルク)、『英語でお悔やみ申し上げます‐冠婚葬祭・非常時の英語表現』（ベレ出版）など多数。 ）

「2023年 『アメリカ国籍取得テストでアメリカの一般教養と英語を学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」