フェミニズムとエコロジー 増補新版

著者 :
  • 新評論
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 8
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794802286

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ゼミの課題文献。
    フェミニズムについて知っていることと言えばとにかく「男女平等」だということであった。僕は≪家庭の事情≫でそういうことを幼少のころから叩き込まれていたわけだが、この年になって、そのような正義感では、女にモテないことを、ようやく知った所存である。
    「細かいことを言う≪男≫」を「≪女≫心はゆるさない」のである。そうして哲学は深まるのだ。ははは。にしても今の世の中、草食だとかおひとり様だとか、男女の価値観離れすぎじゃなかろうか。新政権はこういう事も解決すべきである。出生率上がるよ。
    でも!しかし!それをまたジェンダーの議論に取り込むことだって可能なのである。何と言われようともかまわん!それが紳士と言うものだ!でも紳士ってジェンダーなのでは・・・あー!ってね。
    青木やよひの議論は、理論的な一貫性に欠けるものがあるにせよ、理詰で近代合理主義的なジャンダー議論へインパクトを与えるものとして、革新的ではある。理詰めな僕にもいい薬である。
    ただ折衷主義的な分、可否の境界があいまいで、議論の余地はあまりにも多い。さてさてどうしたものやら。
    しかしなんでユング心理学への言及がないのか。かなり似てるような気がするのだが、不思議である。

  • 女性8

全2件中 1 - 2件を表示

青木やよひの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×