絵画の発明―ジョルジョーネ「嵐」解読

  • 晶文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794923912

作品紹介・あらすじ

ルネサンス期のもっとも謎めいた絵画とされるジョルジョーネ(1476/78‐1510年)の嵐。前景に裸婦と乳児、青年。川の流れに橋が架かり、その先に町。空に稲妻が光り、嵐の近づく気配-。はたしてこの絵の主題は何なのか?本書は、その解読を通して、ルネサンス文化をになった人々の時代背景を再現し、その精神世界を明らかにする。図像解釈学、神話学、歴史学、社会史を駆使する本書は「推理小説のように面白い」とされ、美術史に多大な影響を与えた。戦後イタリア発のみずみずしい知を代表する著者の主著を、待望の初邦訳。

著者プロフィール

イタリア美術の世界的権威、元ピサ高等学院院長

「2012年 『〈古典的なるもの〉の未来』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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