ぼくのニューヨーク地図ができるまで

著者 :
  • 晶文社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784794955593

感想・レビュー・書評

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  • 実は初めての植草甚一です。イロイロと話には聞いておりましたが、実際読んでみると肩肘張らずにカッコいいという感じでしょうか。
    お気に入りのニューヨーク、ニューヨークのお気に入りのことが書かれています。まず巻頭にあるコラージュが何ともカッコいい。ニューヨークの街をぶらぶらして、面白いものを見付け興味ある人に出逢い買い物をする。カッコをつけずにカッコいいというのは、なかなか難しいものです。それを自然にスルリとやっちゃうのだから面白い。
    ニューヨークには行ったことがありませんし、興味もありませんでした。それでも行ってみたい歩いてみたいと思わせる魅力があります。まあ40年近く前の描写なので、かなり変わっているのでしょうが。それでも楽しむコツのようなものは、そのまま活用できるのではないでしょうか。

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著者プロフィール

1908年、東京生まれ。文学、ジャズ、映画評論家。『ミステリの原稿は夜中に徹夜で書こう』で日本推理作家協会賞受賞。おもな著作に『ぼくは散歩と雑学がすき』『ワンダー植草・甚一ランド』など。1979年没。

「2015年 『ひんやりと、甘味 おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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