泳ぐ貝、タコの愛: 軟体動物のふしぎな生態

著者 :
  • 晶文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (163ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794960696

作品紹介・あらすじ

タコ、イカ、貝。-動物分類学上、軟体動物と総称される。彼らは、じつは現在の海洋中でもっとも繁栄している動物であり、タコの八っちゃん、イカ刺し、サザエの壺焼きなどの例を挙げるまでもなく、日本人にはたいへんなじみが深い。そうした軟体動物の、これまであまり知られていなかったユニークな生態を、豊富なエピソードとユーモア溢れる語り口で紹介する、高鮮度サイエンス・ノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  •  タコ、イカ、貝などの軟体動物のユニークな生態を面白いエピソード混じりに紹介するサイエンス・ノンフィクション。タコ・イカ成分は全体の2/5くらいですが、海に行きたくなる話ばかりでした。夕飯は海鮮焼きにしたくなります。
     短いのでさらっと読めます。ただ、1991年の本につき、カラー写真は口絵のみ。作中に紹介されている海中生物全ては網羅されていなので、ない分はネサフしながら読むと楽しく。現代で出版しなおせば、昔より安価な価格で、豊富なカラー写真いりで出せそう。
     好きなエピソードは、増殖スピードに納得するタニシの卵胎生、アサガオガイなどの波間に漂う貝たち、生ける化石のオウムガイなど。

  • 日本人には食としても、昔話でもなじみの深いタコやイカ。
    軟体動物と呼ばれる彼らの暮らしぶりはとってもユニーク。
    そして、ホタテガイが泳ぐ!?
    カキは性転換をする!?

    ふしぎな軟体動物ワールドへどうぞ!

  • タコ、イカ、貝。―動物分類学上、軟体動物と総称される。彼らは、じつは現在の海洋中でもっとも繁栄している動物であり、タコの八っちゃん、イカ刺し、サザエの壺焼きなどの例を挙げるまでもなく、日本人にはたいへんなじみが深い。そうした軟体動物の、これまであまり知られていなかったユニークな生態を、豊富なエピソードとユーモア溢れる語り口で紹介する、高鮮度サイエンス・ノンフィクション。

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著者プロフィール

1931年福岡県生まれ。東京水産大学増殖学科卒業。理学博士。東京水産大学(現・東京海洋大学)名誉教授。水産庁東海区水産研究所を経て、国立科学博物館動物研究部

「2017年 『EX MOVE 深海の生きもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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