未来映画術「2001年宇宙の旅」

  • 晶文社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794963031

感想・レビュー・書評

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  • 『2001年宇宙の旅』の製作の経緯や、スペースポッドの図面や写真も掲載、そして著名な映画評論家のポーリーン・ケイルが酷評していた事実も知り、映画本編のみならず、撮影の裏話や公開当時の評価まで知る事が出来て、かなり勉強になりました^_^

  • 2001はどのように撮られたか。キューブリックとはどんな人物か。2001の前後にはどのような事件を背景に、どのようなSF映画が撮られたか。
    どの項も面白く、新たな発見が多くあった。これまであらすじだけ見てスルーしていた映画にも手を出したくなった。

  • スタンリー・キューブリックが、どれほど完璧主義の監督だったか。
    どれだけすごい才能が彼の周りに集められたか(仕上げたものを何度もリテイク食らわされて、リタイアする人もいた)
    CGなんてない時代に、どうやって、あの映画を作ったか。
    映画見た人でなくても、撮影技法と、キューブリックの完璧主義に舌を巻く。


    p38
    デイヴ・ボーマンただ一人を残し、神々しい旅の終わりに導かねばならない。
    ジョセフ・キャンベルの神話論『千の顔を持つ英雄』の影響

  • 絵図も多く、「2001年宇宙の旅」の解説としてはとても満足いくものとなっている。

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著者プロフィール

科学ライター。
米英の多くの雑誌に航空宇宙科学、宇宙論などの記事を寄稿。
著書はスタンリー・キューブリック監督の映画研究書『未来映画芸術「2001年宇宙の旅」』『アポロ11号─月面着陸から現代へ』。
その他、翻訳本未発行の書籍『The Making of Stanley Kubrick’s 2001: A Space Odyssey』など多数。

「2021年 『NASAアート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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