江戸の女俳諧師「奥の細道」を行く―諸九尼の生涯

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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794963659

作品紹介・あらすじ

江戸時代の中ごろ、芭蕉の後をたどり「奥の細道」を旅した女俳諧師がいた。名はなみこと諸九尼。筑後の庄屋の嫁だったが、29歳のとき旅の俳諧師・湖白と欠落ち。湖白が病いにたおれた後、プロの俳諧師として自立した。京都から九州へ何度も足を運び、晩年、念願の「奥の細道」へ。江戸の俳諧と出版事情。当時の女性の地位。東海道から奥州までの旅の仕方。諸九尼の人生とともに見えてくる、多様で豊かな江戸の世界を、遺された旅行記、手紙、句をもとに、綿密に壮大に描きこんだノンフィクション・ノベル。

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    資料番号:010535342

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著者プロフィール

1946年、新潟県中蒲原郡横越村(現・新潟市)に生まれる。國學院大學文学部卒業。
著書に、『〝きよのさん〟と歩く大江戸道中記』(ちくま文庫、2012)、『伊勢詣と江戸の旅』(文春新書、2004)、『芭蕉「おくのほそ道」の旅』(角川書店、2004)、『江戸庶民の旅』(平凡社新書、2002)、『関所抜け 江戸の女たちの冒険』(晶文社、2001)、『芭蕉はどんな旅をしたのか』(晶文社、2000)、『江戸の女俳諧師「奥の細道」を行く』(晶文社、1998;角川ソフィア文庫,2008)、『お葉というモデルがいた』(晶文社、1996)、『女流誕生』(法政大学出版局、1994)、『瞽女んぼが死んだ』(角川書店、1990)、『旅の石工』(法政大学出版局、1988)、『石の旅』(クロスロード選書、1988)がある。

「2013年 『「曽良旅日記」を読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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