読書欲・編集欲

著者 :
  • 晶文社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794965141

作品紹介・あらすじ

編集者とはどういうひとだろうか?「知的おせっかい焼き」だと著者はいう。厳格にいえば、「じぶん以外の人間のもつ力にひかれ、そこにじぶんの力を合流させたいとする欲求」をもつひとである。羽仁もと子、淀川長治、植草甚一、瀬田貞二、今江祥智、…生き方そのものが編集行為であるひとびとの仕事に光をあて、本の活力をみつめなおす。まぎれもなく「知的おせっかい焼き」の一人である著者による、編集論であり書物論でもある本。

感想・レビュー・書評

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  • 蔵書整理で手放すので、再び出会い読む日もあるか

  • 電子書籍やアマゾンについてはともかくとして。
    「婦人之友」や「友の会」について、ここで読めるとは予想外。先日、たまたま雑談の話題になっていたので。

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著者プロフィール

1938年、福岡県生まれ。評論家・元編集者。早稲田大学文学部を卒業後、演劇と出版の両分野で活動。劇団「黒テント」演出、晶文社取締役、『季刊・本とコンピュータ』総合編集長、和光大学教授・図書館長などを歴任する。植草甚一やリチャード・ブローティガンらの著作の刊行、雑誌『ワンダーランド』やミニコミ『水牛』『水牛通信』への参加、本とコンピュータ文化の関係性の模索など、編集者として多くの功績を残す。2003年『滑稽な巨人 坪内逍遙の夢』で新田次郎文学賞、09年『ジェローム・ロビンスが死んだ』で芸術選奨文部科学大臣賞、20年『最後の読書』で読売文学賞を受賞。他の著書に、『したくないことはしない 植草甚一の青春』『花森安治伝 日本の暮しをかえた男』、『百歳までの読書術』、『読書と日本人』など。

「2022年 『編集の提案』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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