現代写真論

  • 晶文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794967503

作品紹介・あらすじ

写真は単なる記録媒体を超え、あらゆる価値を貯えこんだアートとして、表現の幅を広げている。イメージを精緻に構成したタブロー写真。建築や風景を超然と高度な画質で写し取るデッドパン写真。凡庸な事物を視覚に訴える被写体に変容させる表現があれば、日常のスナップのような写真から深い感情が際立ってくる私写真もある。世界の証言としての写真、ポストモダニズム的写真、その先の新世代の表現まで…。世界の現代アーティストによる作品243点を収め、歴史的にも美術的にも正しい解釈をあたえる無類の写真評論。

感想・レビュー・書評

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  • 1)雑誌IMA創刊イベント/シャーロット・コットン セミナー 第一回
    ■内容   :韓国・デグ・フォト・ビエンナーレで彼女がキュレーションを
           手掛ける「Photography is Magic!」についてのプレゼンテーション
    ■日時   :2012年9月23日(日)16:00~17:00
    ■会場   :The Tokyo Book Art Fair会場(青山)
      (京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス)  
    ■ゲスト  :シャーロット・コットン      
    ■料金   :一般1,000円  IMA定期購読者500円 (要予約)
    ■詳細   :<http://contact.imaonline.jp/r/c.do?p3_vo_d_mpx>
    ■お申込  :IMA定期購読会員の方はこちら↓
           <http://contact.imaonline.jp/r/c.do?p8_vo_d_mpx>
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    ※上記お申込フォームにアクセスいただき、必要事項をご記入の上、送信して下さい。
    ※お申込に際しては、会員登録が必須となります。
     まだ会員登録(無料)がお済みでないお客様は、
     <http://contact.imaonline.jp/r/c.do?p6_vo_d_mpx>
    より、ご登録ください。
    ※その他、ご登録を希望されないお客様やご不明な点等ございましたら、
     <support2@imaonline.jp>までご連絡ください。

    2)雑誌IMA創刊イベント/シャーロット・コットン セミナー 第ニ回
    ■内容   :写真の最前線で活躍する天野太郎氏(横浜美術館)を迎え、
           「写真は、なぜ現代アートになりうるのか?」等。
           現代写真のミライへと続く「ヒント」を探ります。
          :「ヒント」を探ります。
    ■日時   :2012年9月24日(月)19:00~20:30
    ■会場   :リエゾンセンター ミッドタウンビル5F(六本木)
    ■ゲスト  :シャーロット・コットン× 天野太郎(横浜美術館 主席学芸員)
    ■料金   :一般2,000円  IMA定期購読者1,000円(要予約)
    ■詳細   :<http://contact.imaonline.jp/r/c.do?p4_vo_d_mpx>
    ■お申込  :IMA定期購読会員の方はこちら↓
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    ※お申込に際しては、会員登録が必須となります。
     まだ会員登録(無料)がお済みでないお客様は、
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      e-mail: <support2@imaonline.jp>

  • 8つにカテゴライズ
    ・世界観を変容させるために作家がとる戦略性や実践方法。コンセプチュアルアート
    ・タブロー。構図、小道具、美術作品としての様式による物語的内容を演出する方法
    ・美的写真。プリントの質、スケール
    ・主題。なりうる対象の拡大。日常で見過ごす事物や空間を主題にする流れ
    ・ライフ。感情的かつ個人的な親密な関係性。さりげなさ、スナップ、アマチュアリズム
    ・歴史の瞬間。惨事後写真
    ・再生と再編。リメイク
    ・フィジカルとマテリアルの特徴の強調

  • 再読

    日本語訳が出たばかりのときは、あちこちで推されてたので、買って読んだけども、正直、よくわからんものもいっぱいあった

    でも、今読むと、もはや決して最先端ではなく、オーソドックスな内容に感じたことに驚いた
    そうか、これ、15年も前の本なんだなー

  • 教科書的な説明で面白くはないが網羅性がある。ともあれ、印刷がきれいでいろんな写真を見ることができて楽しい。

  • デッドパン
    ライフ

  • 写真論の本で、これが一番読みやすいし、内容も優れていると思う

  • 現代において写真はその表面的な美しさや
    写っているものの素晴らしさを越えて、
    様々な意味が付加されたアートになっている。

    それを様々な写真家の作品を通して
    大系的にまためた本。

    そして単純にいろんな作品が見れておもしろい。

  • 直近に至るまでの現代写真を縦断した本はこの本くらいしかないのではないでしょうか。現代写真を知るには避けれない本だと思います。

  • 芸術写真家を軽く分類した上で紹介してくれる。
    アート写真の入門書にもいい。

    写真に対する見方が広がるし、好みのコンテンポラリー作家や作風を知る機会にもなる。

    日本の大御所作家、ホンマタカシ、アラーキー、杉本博司とかも客観的にあっさりと分類されてるのが新鮮だった。

  • 世界は広い!
    そして写真も広い!と改めて思う一冊。

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著者プロフィール

学芸員、評論家。ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)にてアネンバーグ財団写真部門を統括、ロンドンのフォトグラファーズ・ギャラリー企画主任、イギリス国立メディア博物館のクリエイティブディレクター、ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)の写真部門キュレーターなどを歴任。現代写真に関わる数多くの展覧会を企画し、Imperfect Beauty(不完全なる美)、Then Things Went Quiet(そして全ては沈黙する)、Guy Bourdin(ギィ・ブルタン)などの編著書がある。ウェブサイトwordswithoutpictures.orgとEitherAnd.orgの創設にも関わった。

「2016年 『現代写真論 新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

シャーロット・コットンの作品

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