そのこ

著者 :
  • 晶文社
4.12
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本棚登録 : 182
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794967664

作品紹介・あらすじ

「ぼくたちは、いつまで働きつづけなければならないの…?家族は助けたいよ。でも、ほんとうは学校へ行きたいんだ。」遠く、ガーナに暮らす子どもたちの、その過酷な生活環境を想像してみることから、この物語ははじまります。

感想・レビュー・書評

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  • 県:児童労働がテーマ
    *********
    ★2021.11(1年・2年・3年)

  • 3'00"
    SDGs1.2.4.10

    これでは子供には伝わらない
    言葉足らずで難しい。
    中学生以上。

    せっかく情熱的な絵で思いは伝わってくるのに
    文がほぼないので読み解かなくてはならない

    世界の事が分かって欲しいための絵本なのに
    そこそこ世界の事を分かっていないと理解出来ないのは
    非常にもったいない。

  • 8.働きがいも経済成長も

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00608346

    世界中で約2億1500万人もの子どもが、自分の意思に反した労働を強いられています。遠く西アフリカのガーナでカカオを収穫している「そのこ」と、日本にいる「ぼく」との日常を描いた谷川俊太郎さんの詩が絵本になりました。「遊ぶ、学ぶ、笑う」。そんなあたりまえのことができない「そのこ」たちに、あなたもきっと何かできることがあるはずです。(出版社HPより)

  • 2020.6.1 6-1
    2023.5.12 5-3

  •  ガーナにクラス子どもたちの過酷な生活環境を想像しながら、読んでみて欲しい一冊です。家族のために、いっしょうけんめい働く子どもたち…本当に学校へ行き勉強をしたい…
    (カウンター担当/ブルー)

  • シンプルな言葉なので、心に突き刺さるのです。「なんで、地球の上にはこのような差があるのだろう」そんな疑問が自然と出てきます。そのこのためにできることを、「ぼく」はわからないけれど、読む人ならきっとわかるはずです。それは何か、どう行動するか考えること。そして、本当に行動すること。ときどきでいい、だから、そのこと私がつながっていることをきちんと思い出せる人でありたい。

  • 「遊ぶ、学ぶ、笑う。そんなあたりまえを世界の子どもたちに。」
    数十ページの絵本だけれど、谷川俊太郎さんの言葉と塚本やすしさんの絵が合わさって、強く大きなメーセージが伝わってくる。知ること、考えること。子供たちにも是非読ませたい。

  • ガーナで働く子どもと、それを見つめる「ぼく」のお話。谷川俊太郎さんの選ぶ一つ一つの言葉に、胸が締め付けられます。 (はま)

  • 日本から遠く離れたガーナ。
    そこで、チョコレート工場で働く子どもたち。学校にも行けず、大人達の食事代を稼ぐために、ぼくが大人の買ってくれたゲームをしている間にも、働く子どもたちがいる。

    その子のために、何をしてあげたらいいのか。

    知って、それから、どうしたらいいのか、考えさせられる絵本。

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著者プロフィール

1931年東京生まれ。詩人。1952年、21歳のときに詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以来、子どもの本、作詞、シナリオ、翻訳など幅広く活躍。主な著書に、『谷川俊太郎詩集』『みみをすます』『ことばあそびうた』「あかちゃんから絵本」シリーズ、訳書に『スイミー』等がある。

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