- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794970725
作品紹介・あらすじ
本書は5歳から上の子どもたちに哲学の手ほどきをする本です。現役の小学校教諭と大学の哲学教授の共同執筆によるもので、実践的かつ学術的。子どもの思考力、集中力、そして議論する力を飛躍的に伸ばします。
哲学を学んだ経験がなくても心配はいりません。子どもに哲学を教える作業の第一歩は、まず子どもに哲学的な議論をするチャンスを与え、その議論に集中させることです。本書のプランに従って、親と子、先生と子どもたち、いっしょに哲学を楽しみましょう。
本書を使えば以下の力が自然に身につきます。
感想・レビュー・書評
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自分で勉強しない限り
大学に行かないと哲学を勉強
しないと思います。
しかし、哲学的思考は大事だと思います。
この本は子供に論理的な
発想を持たせるためにいいと思いますよ
質問形式に反論とかもあるので
すごくいいですね。
問答法ソクラテスだったっけ
ケーキの切り方と言ったら
最近ケーキの切り方がわからない
子供がいるという本を思い出しました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
もし子どもに聞かれたらどう答える?!
この本の例題は、全て答えの無い問いばかり。大人でも不意に聞かれたら上手く答えられないかも。
本書は
本当の友達って何?、どうしたら平等になるの?、ルールって守らなきゃだめなの?などなど
大人になっても曖昧なコトをひとつひとつ丁寧に「なぜ?」「どうして?」と紐解いていく。
社会に出て、毎日当たり前のように過ごしているけど、「あれ?これって本当に正しいの?」と立ち止まって考えるきっかけになる本だと思う。
子どもと読む前に、まず大人に読んで貰いたい一冊! -
「二ひきの小さなこぐまが、ピクニックをすることにしました……」
身近な例話をきっかけに哲学的な議論を始めよう
公平ってどういうこと?
友だちってなんだろう?
うそっていけないの?
なんで悲しくなるの?
数はほんとうにあるの?
5歳からの子どもたちに批判的思考力、論理的思考力、創造的思考力、集中力、聴く力、社交性を育むために
副題「考える力をぐんぐんのばす親子会話」
イギリスの大学教授と小学校教諭が共同執筆したやさしい哲学の本 -
なにげない子供の質問に驚かされることが多いこの頃
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いろんな人の考え方がわかって、面白いしかしこくなれた気がする。
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この本を参考に、テーマを設けて月に1回でも哲学の時間を家族で設けたいと思った。
答えのない問いは1人で考えるより色んな人の考えを共有してこそ視野が広がるし、自分なりの答えが見つかるかもしれない。あるいは そもそも問いだと思っていなかったものを問いだと気づいて考えるきっかけになるかもしれない。
自分からしたら「不要な行為」を親からしたら「親切な行為」をたくさん受けてきた身なので、時々哲学に帰って自分自身が気をつけること、また子供も自分自身の言動に疑問を持てるようになることを習慣づけたい。 -
5歳の息子には合わなかった。
善悪、正解のない話を考えろという問い掛けは心に響きづらい。
まずは正しいとはこういうものだ、というものが自分の中で固まってから問い直すという段階を踏んだほうがよいのではないかと思ったので途中で止めた。
合う人には合うかもしれない。 -
日常生活の身近な会話の中論理的な話もできるということですね
著書の内容を参考に日々の会話を大切に、子供が興味をもった話題に関して、掘り下げて会話に幅をもたせたい -
哲学を学びたいと思ったけれど高校の倫理しかやったことがなく、始めるなら基礎からだと思い手に取りました。
哲学者が列挙してある訳ではなく子供のなんでを一緒に考える形式で、初めてでも取っ付きやすいようになっていると思います。なんでを考えながら徐々に哲学の方向に引っ張っていくというか、、、
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いつくかの質問が想定される答えとともに載っていて、質問内容がなかなか深い。5歳からの〜とあるけど、大人でも十分に考えさせられる内容。子育て中の人や教育関係の人はかなり参考になるんじゃないかな。何かの機会にいくつかうちの子にも聞いてみたいと思った。