背中は語っている: <からだのことば>をときほぐす東洋医学

著者 :
  • 晶文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794974075

作品紹介・あらすじ

臨床家が読み解き明かしている「背中」の秘密。
図解イラスト多数で、セルフチェック・セルフケアも可能な東洋医学入門。

あなたの知らない「あなたの背中」が見えてくる。

身体の中心にあり最も広大な面積をもっているのに、
これまでほとんど「中心」として扱われることのなかった
「背中」という〝空白〟を東洋医学的に読み取り、
そこを解きほぐしていく。
読んでコリがほどける「治療本」。

【もくじ】

〈1〉〝中〟央の〝心〟臓
 ・自覚≠他覚
 ・ツノ
 ・ヒト科の時間
 ・なるべく緊急性の高い背中からご紹介していこうと思っています……
 ・血圧を下げるハリ灸
 ・皮膚炎
 ・羽ばたくためのセルフケア・ペアケア
 ・背中は語っている
  
〈2〉背中が痛い!
 ・予診票も背中のごとし
 ・緊急性の高いことも……
 ・地の文と「 」
 ・凹vs凸
 ・脊柱管狭窄症にたいするハリ灸
 ・側弯症
 ・背中を解くケア

〈3〉毛が生えちゃってるんですけど……
 ・背中のプライバシー
 ・伝染――ウツ
 ・体内マップ
 ・毛とは……
 ・クスリの代償
 ・肝臓≠肝
 ・毛―白―咳―辛―哭―皮―肺

〈4〉いつのまにこんなに黒く
 ・〈3〉と〈4〉の順番
 ・病〝変〟
 ・きちんとクスリが効いてくれますように
 ・腎=黒
 ・腰痛、トイレが近い、下腹部痛、生理不順、不妊……
 ・こどもの背中
    
〈5〉特徴のない背中
 ・指~手~腕~肘~脇~肩~首~
 ・デルマトーム
 ・皮膚➝筋膜➝筋腹➝コリ……
 ・自律神経
 ・〝平〟らに〝和〟んでいく
 ・傷痕

〈6〉後ろ向きに生きるケア
 ・治療〈陰〉
 ・猫背
 ・背中本
 ・背中の空白
 ・足に始まり、足に還る
 ・表現療法?
 ・ラスト・ケア

感想・レビュー・書評

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  • 目は口程に物を言うとは言いますが背中も色々語っていますね。

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著者プロフィール

1982 年生まれ。小説家、臨床家。大東文化大学中退、宇都宮大学卒業、一橋大学大学院言語社会研究科修了。東洋鍼灸専門学校卒業( 鍼灸あん摩マッサージ指圧科) 中国・北京中医薬大学短期研修、都内の治療院数ヶ所での勤務・研修を経て2018 年より豊泉堂を開院。小説家としては2008 年「廃車」で文学界新人賞受賞、2009 年「よもぎ学園高等学校蹴球部」で第141 回芥川賞候補、2013 年「LIFE」で第
150 回芥川賞候補、2016 年「ホモサピエンスの瞬間」で第154 回芥川賞候補。『LIFE』( 講談社) では野間文芸新人賞を受賞。著書に、『本を気持ちよく読めるからだになるための本』(晶文社)、『カルチャーセンター』『そこまでして覚えるようなコトバだっただろうか?』(書誌侃侃房)など。

「2024年 『背中は語っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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