アウトドアライフは終わらない

著者 : 田渕義雄

• 晶文社 (2001年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[うみかもめさんの感想 · 2022年7月16日]

　1990年代にして、ブームに押されアウトドアライフは瀕死の状態だと著者は言われている。1980年代に自転車でキャンプツーリング三昧だった僕は、良い時代を体験できたのだろう。確かに、最高に面白かった。

　最近はどうだ。コロナ前は週間天気予報を見てからキャンプ場を予約できたが、今では2か月先まで予約でいっぱいだ。こんな状況で、キャンプを中心に据えたアウトドアフィールドが楽しめるのか？いや、ここは本書で著者が主張するように、ガーデニングをはじめ、生活に即したフィールドでアウトドアライフを楽しむことが肝要かと。

[takeappleさんの感想 · 2010年9月23日]

巷には、山ガールや川ガールがあふれているそうですが、30年も山ボーイや川ボーイ（今ではおじさんだけど）やっています。川ガールになった下の娘に触発されて、今日は釣りに行こうと思ったけれど、再読しました。パタゴニアもいつか墜落するというところが考えさせられる。

[もりさんの感想 · 2008年8月18日]

2008/8/13購入
2008/9/7読了

著者プロフィール

東京生まれ、日本を代表するナチュラリスト。八ヶ岳の麓に永らく暮らし、アウトドアに関する著作多数。２０２０年１月没。

「2021年 『フライフィッシング教書』 で使われていた紹介文から引用しています。」