- Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
- / ISBN・EAN: 9784795810228
作品紹介・あらすじ
『いのち、が見えない。…しぬことも見えない。…街にも家にもテレビにも新聞にも机のうえにもポケットの中にもニセモノの生死がいっぱいだ。…』
感想・レビュー・書評
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30年以上前に読んだ本を懐かしく手に取った。いつまで経っても「読んだ」と言える日は来ない気がする。
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著者については何も知らずに写真集として見ただけだけど、独特の死生観があるのかな。斬りこんでくるような文章は刺激的だけど。
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「ちょっとそこのあんた、顔がないですよ」
その言葉を見ると
時々はっとしてしまいます。
そうだ。いつの間にどこかに忘れてしまったんだろう。 -
今までで一番の衝撃の写真集.
自分が何者であるのか,分からずに焦っていた日々に突然に出会った.この本に出会った時,死が身近にあったので,素直に心に沁みた.
もし同じ写真とことばを好きな人がいたら,自分はその人と心を通わせたい.-
2017/01/09
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だい さん コメントありがとうございます.
20歳の頃に出会ったのですが、ほんとうに大きな衝撃でした.だい さん コメントありがとうございます.
20歳の頃に出会ったのですが、ほんとうに大きな衝撃でした.2017/01/10
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新装版も読んでみたい。
この本の感想は、シェアできない。 -
ぺーじをめくって最初の方に出てくる、『ちょっとそこのあんた、かおがないですよ』ってのがまず印象に残る。
この本に書いてあること、写真の意味するものを完全に理解できたと言える日なんてくるのだろうか。 -
今の自分には響くものがなかった(・・;)
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「メメント・モリ」は本作のなかで「死を想え」と訳される。このテーマの通り“生”と“死”を彷彿とさせる写真74点と著者自らのメッセージを添えた本作。
衝撃的な写真の数々にも関わらず目を背くことが出来ない。死んだら終わり。なんとなく分かったつもりでいたことを、改めて突きつけられた。写真の持つ表現力に圧倒される。
日々の生活では味わえない衝撃――時としてこういった落とし穴のような思いもさせてくれる本を、やっぱり良いなと思う。 -
ベタだと思われそうだし、あんまり言いたくなかったけど、影響を受けた本。写真を撮り出したのも、やはりこの本に出会ったからだと思う。
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藤原新也の言葉つき写真集。晴れた日の朝に眺めるにはあまりに重すぎるけれど、きっと私はこういう光景を実際に見ることはなく死んでいくのだから、きちんと見ておこうと思う。
以前、藤原新也の写真展に行ったことがある。当時(中学生だったか高校生だったか全然覚えていないが)写真にはまったく興味がなかったんだけど、しんとした暗く冷たい部屋で写真が光に照らされ浮かび上がっている様子が印象的で、その時の光景は今でも覚えている。
この写真集で一番衝撃的なのは、死体が犬に食べられている写真。
『ニンゲンは犬に食われるほど自由だ。』