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- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796400282
感想・レビュー・書評
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吸血鬼もの。作者さんがウィーンや19世紀の時代に多少明るいのか、なかなかいい設定で始まります。少なくとも設定の不自然さで気を削がれる事はない。話は、なんだろう。面白くなくはないんだけど、先が大体読めるので、そこがちょっとあれかな。主人公だけでなく、オズワルドのダンピールとしての懊悩とか葛藤をもう少し突っ込んで書いた方が感情移入しやすいのかも。あと、前編でせっかく主人公が異端審問に挑むつもりでいたのにそれをさくっとなかった事にしちゃったのも肩透かし感を食らった。あそこから話を続けてもよかったのでは?と思う。若干悲恋よりにする方が話として引き締まったのかも。もうちょっと、という感じがします。
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異端の刻印(幻冬舎コミックス 小説リンクスvol.3 掲載作品を改稿)
異端の刻印Ⅱ(書き下ろし) -
華籐さんの美しい文章で綴られる異国モノ。
しかも19世紀後半のウィーンが舞台というのは
華籐さんらしさが溢れててとても素敵でした。
お話は悲しく切ない愛の話です。
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