視淫に溺れる (ガッシュ文庫)

著者 :
  • 海王社
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本棚登録 : 124
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796408011

作品紹介・あらすじ

美貌の弁護士・篠束灯は視線を合わせることで人の精神を操る力を持ち、一族には"天人"と崇められていた。力のおかげもあり真実を見誤らない篠束は裁判で負け知らずだったが、ヤクザとも見紛う粗暴な検事・西賀に不正を疑われ突っかかられるようになる。力のことは一般人に知られてはならず、邪魔に思った篠束は自分の身体を餌に西賀を貶め支配しようとした。だが彼に力は効かず、荒々しく犯されてしまう。以来、不本意にも淫らな関係を繰り返すことになり-。

感想・レビュー・書評

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  • とても良い!設定もストーリーも本当に良く出来ていて、最後までブレない。
    受けがエロエロです。
    最後は4Pなっちゃうの、コレ!?って思いましたが、そんなことはないですw

  • コワモテ検事×クール美人弁護士のお話し。

    受が一見怠惰なようですが、
    思ったより芯が通っていてカッコ良かった。
    一方受とは反対に、男臭い攻に涙もろい部分があったりと、攻受ともに作品序盤の印象が少し違って、そこも良かったです。

    しかし…兄弟はせつないなぁ〜。
    この先もどうにもならないのかなぁ〜…(ToT)

  • 積本崩し。強面検事・西賀×美貌の弁護士・篠束。人の精神を操る力を持ち一族に「天人」と崇められていた篠束… その力のせいで孤独や虚しさを抱えているけど、その力を使って強かに世を渡ってる受が好きでした。攻もまた過去を抱えているけど一直線な強さがあって良かった。無自覚に惹かれ合う2人、笠井さんのイラストと相まってドキドキさせていただきました♡ あとがき後の激甘濡れ濡れなイラストも良い♪ 面白かったです。

  • 表紙からしてエロでした。検事×弁護士。弁護士が目を合わせることで精神を操る、という能力を持っている!でその能力故に…悩んじゃったりするけど、割と強気の受で好きなタイプでした。検事の方が荒っぽいのにメロメロでかわいかった。面白かったです。

  • 二人は最初からお互いにメロメロじゃん。

  • うわあああああああ。めっちゃ好き。
    特殊設定の検事×弁護士もの。
    どんな不利な裁判でも覆して真実を明らかにしてしまう凄腕弁護士は、実は視線を合わせることでその人間の精神を操ることができる天人と呼ばれ、崇められる存在だった。そんな弁護士が気に入らない検事が突っかかっていくものの、次第にその能力、そして本人に捕らわれれていくというお話。

    喧嘩っプルから始まった関係が、次第に互いが互いに溺れてめろめろになっていくのもいいし、受が来るもの拒まずのバイというか受攻どっちもOKなびっちで、ありがちな見た目女性的で綺麗なだけの人物ではないところもいいし、受の唯一の身内で腹心的存在の従兄弟兄弟の関係に、安易な決着をつけなかったところもいいなーと思いました。

    受の天人という能力者だからこその孤独。能力が効かないはずの攻にいざ能力を行使しようとして、関係性が変化することに怯える受にきゅん。喉から手が出るぐらい欲している過去なのに、そんな受にかける攻の言葉がめっちゃ男前でした。

    本作品でのアテ馬というか悪役めぐるスピンオフの執筆予定があるとのことなので、今からめっちゃ楽しみ。
    優くんとくっつくのかな?

    それにしても笠井あゆみさんのイラストがめっちゃ華麗で「こんな華麗な絵柄でこの体位を描いてくださった!!ありがとうございます(感涙)」。
    いろいろと眼福でした。
    個人的に景守が、受と景守がいちゃつくイラストが見れなかったのだけが心残りです。

  • 最近のガッシュ文庫での沙野作品はずっと笠井あゆみセンセのイラストですね。表紙だけでもうエロティックなのは確信。

    特殊能力持ちの女王様な受の美貌弁護士と、それに対峙する体育会系王様な攻めの検事。
    ただエロいだけじゃなくて、政界を巻き込んだサスペンスものとしても手に汗握る怒涛の展開になっていて読み応えがありました。

    自分の持つ“天人”としての力で人の心を操り、警察の捜査のみならず政界さえも動かせることができる篠束。
    クール美人な顔の裏でかなりの淫乱気味なのがエロいです。でも、実はどの相手もすべて自分の力で引き寄せているので、本物の愛を得ることができず、結果的に身体の関係ばかりになっている不憫な人です。
    西賀は熱血漢で猪突猛進タイプで、ちょっとデリカシーに欠けてるけど人を惹きつける魅力がある男です。
    篠束が天人の力を使って自分を惚れさせたと、固く信じ込んでるのがとても面白かったです!篠束、そう言われてきっとぽかーんとしちゃったでしょうね~
    精神操作が通用しないほど単純明快な神経の持ち主で、逆に篠束の方が振り回されてしまううち、どんどんほだされていくのに、ニヤつきながらも萌えました!
    いけ好かないと思っていた西賀が自分にベタ惚れなのは快感だけど、思い通りに精神操作できず逆に弄ばれてしまった篠束の気持ちを考えると、激萌えです。
    しかも、ベタ惚れすぎて西賀の暴走が止まらないww
    それを篠束も喜んでる…という犬も食わないラブラブ展開は、読んでいてとても楽しかったところです。

    事件ものとしては、よく練られたハードなストーリー展開になってました。特に弥上の暗躍には、どうなることかと何度もハラハラさせられました。
    西賀が危機一髪で篠束を救ってくれて、めちゃくちゃほっとしましたね。スピーディーかつスリリングで、その場面が目に浮かぶような描写がすごかったです。

    文句なく楽しめました。ポイントは紐パンw
    あとがきも笑いました~!篠束嫁に久保田ママに十市小姑って…ぴったりww
    弥上でスピンオフがあるそうなので、すごく楽しみです!

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