神獣の花嫁~黒狐の烈しい求婚~ (ガッシュ文庫)

著者 :
  • 海王社
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本棚登録 : 37
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796412131

感想・レビュー・書評

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  • スパダリ攻めと健気受け。挿絵がすごく綺麗!!ほのぼの系かな〜って思ってたらちょい血生臭い展開があってすこし驚いたかな。中盤にかけてや熊とのシーンは駆け足気味なのがもったいないかも…。
    でもめちゃめちゃ優しい人外攻めが濡れ場ではちゃんと獣の姿でいたしていたのよかった〜!こう、人外が人外の姿しているのが好きなので…人外がひとの姿とってるのももちろん好きなんだけど、致すときに本来の姿見せるのは「ありのままを受け入れてほしい」感があるので。それに受けのほうが押せ押せ気味なのも性癖なので嬉しかったです

  • ▼あらすじ
    獣医師である晶良は、尊敬する叔父の家畜専門病院を継ぐために北海道へやってきた。
    叔父に付いて修業を積む中、一人の男と出会う。
    彼は玄翠という地元一の権力者で敏腕実業家でもあった。
    そして恐ろしく端正な容姿と紳士な立ち居振る舞い…
    謎めいた魅力を持つ玄翠に晶良は次第に惹かれていく。
    ところがある晩、怪我を負った玄翠が晶良の自宅前に倒れていた!
    困惑しつつも手当をしようとすると、突然キスをされ押し倒されてしまう。
    さらに玄翠は「これが私の本当の姿だ」と黒い狐に変化して――! ?

    ***

    ストーリーの完全度:普通
    トーン:ほのぼの・せつない
    エロ度:普通
    萌え度:普通
    総合評価:★4.0

    北海道を舞台したお話で、花嫁モノでした。
    Ciel先生のイラストが美しく、これだけで魅力3割増し(笑)
    肝心なストーリーの方はまぁ、可もなく不可もなく…?そこそこ読み応えはあったように感じますが、最後駆け足気味に終ってしまったのが少し残念だったかな。

    特に物語の山場であろう羆との対決ですが、こちらは色々と伏線が張られていた割にあっさり決着がついてしまったので拍子抜け。この辺はもう少しじっくり描いていただきたかったです。(とはいえ、羆が消える瞬間はちょっぴり感動しましたが)

    あとはサブタイトルの“黒狐の烈しい求婚”っていうのはちょっと違うんじゃないかな〜と。烈しい求婚って書いてあるくらいだから傲慢系の攻め様なのかなと思っていたのですが、いざ本を開いてみたら傲慢のごの字もないような優しいスパダリで、求婚も仮でしかしてないという(笑)
    それどころか求婚してるの受けの方だし。これ、サブタイトル「神獣の花嫁~獣医花嫁の烈しい求婚~」にした方がしっくり来るのではないでしょうか(笑)

    ただ、作者さんが北海道出身との事で、情景描写などは丁寧に描かれていると思いましたし、食べ物の描写も北海道ならではで非常に興味をそそられました。作中でおやつとして登場するいももちとやらは自分でも簡単に作れそうなのでいつか作って食べてみたいです(^^)

    玄翠と一緒に暮らしている狐達も皆個性的で魅力を感じましたし、特に白金は挿絵でそのお姿を見られなかったのが残念なところ…。体格も大きいみたいですし、きっと玄翠とはまた違ったイケメンなんだろうなぁ…。

    読みながら所々「ん?」と思うところはありましたが、上述したようにCiel先生のイラストは最高に良かったですし、攻めが受けを溺愛するお話が大好きな自分としてはまずまず楽しめた作品でした。モフ度も高いので、獣好きな方にもオススメです。(※獣姦要素もあるのでそこは少し注意が必要かも?)

  • 年上攻 人外 スパダリ攻 再会 ケモミミ 獣姦 狐(攻)

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