新親孝行術 (宝島社新書)

  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796624558

作品紹介・あらすじ

親孝行したくない人も必読!誰でも簡単にできて効果抜群!みうら流・親孝行術のすべてを大公開。

感想・レビュー・書評

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  • 真の親孝行者のお手本となる者をエナリストと呼び、その第一人者であるえなりかずき氏を話題に絡めつつ、親孝行はプレイであると声高に語った一冊。(実際、2001年に親孝行ブームがきていたらしい)

    みうらじゅん氏の著書は初めて読んだが、明快な語りと斬新な切り口(というチープな表現しか出せないのが歯痒いが)に読んでて気が楽になる。ギクシャクした親子の問題に悩む人はぜひ読んでほしいし、これで無理なら距離を考えて自分の人生も楽しく生きてほしい。そう深いところまで考えられる、もしかしたら深い、とも思える内容でした。

  • 著者さんは、ご存知、みうらじゅん。

    曰く、「親孝行とはプレイである。」

    なるほど、全てはテクニックであると人付き合いをカンパした例の人に似ている。

    お寿司屋さんでの座り位置とか、親、子供、孫の食事位置とか、なかなかおもしろい。

    オヤジとY談するときの気まずさとか、本当に笑ってしまった。

    おすすめ度は、5点中、4点。楽しかった。

  • 表紙は真面目でも、そこはみうらじゅん、裏切りません。
    親孝行は奉仕プレイ、イベントコーディネート。その考え方は、薄々感じてはいたものの、ハッキリ論理立てて述べられるとにわかに確信めいたものに…。
    つまり、親孝行は子の仕事、ぐらいに割り切ってしまった方がうまくやれる、と。
    そんな薄情な、と思われるかもしれないが、そこは「親孝行しなきゃ」と思っただけでも良しとして、次のステージに進むべきなんだなと、気付いたら納得していた。

    特に、妻・子供・親友を巻き込んだ、父母別親孝行術は、ふざけているようで、なかなかのグッドアイディア。
    この本に例として挙がる家族構成等に当てはまらずとも、ぜひ参考にされたし。

  • 親孝行とは何か それはプレイである。
    全てを受け入れ、つまらない話も最後まで聞き、
    何でも許してくれきてくれた親に向かって、
    「その話し前も聞いたよ」「考えが古い」
    等の酷い仕打ち。。
    まずは形から入りましょう。心は後からついてきます。

  • 親不孝

  • 時代の流れを考えず安易に親孝行をしてはならない-。「親孝行とはプレイである」という著者の親孝行学。

  • みうらじゅんの独特の視線から語られる親孝行術。親孝行は「プレイ」であると言い切る辺りはさすが。非常に楽しく読めた。我々世代(親がまだ元気)は必読!

  • この「親コーラー」の演じる様々なスチュエーションプレイは、まぎれなく現代家族のあり方の中で最も倫理的かつ思いやりのある態度である。だが、これらのちゃかしたようなプレイは、著者の親への信頼、とても深い愛情で自分が育てられたということが大前提となる。ということに著者は気づいているのか気づいていないのか。

  • あんまりためになる気はしなかったが、どこまでも
    みうらワールドで笑えた。
    みうらさんのおかんのエピソードがすき。

  • 親孝行とは接待である。早く気づかないと、自分が2人の子供である事にあぐらをかき、知らぬ間に不快にさせたり傷つけてしまう事があるから注意が必要だ。

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著者プロフィール

作家・イラストレーター

「2022年 『ベスト・エッセイ2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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