- Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796662031
感想・レビュー・書評
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01:多少ご都合主義的展開かなあとは思いましたが、父と水野さんの過去やツルちゃんとの友情など、読んでいてじんわりと「いいなあ」と思えるお話でした。それだけに、五条たちの「土壇場のイイ人」っぷりが浮いてしまって、ストーリーに入り込めない部分もありましたが。別名義でゲームのノベライズなども書いていらっしゃるようで、プロの方なのか、というのは読み終わって納得。次回作にも期待したいです。
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読みやすい文章で、最後まで楽しく読めた。
他の作品も読んでみたい。 -
何年か前のこのミス大賞を惜しくも逃した作品に加筆された物を読んでみた。この作者はライトノベルを別のペンネームで発表している人らしく読みやすい軽い文体ながら文章力があるのは読んでいて分かる。交通事故で母を無くした主人公が、父の海外出張中に事件に巻き込まれるところから物語は始まる。父親の元恋人が出てきたり、彼女から知らなかった母親の様子を聞く事が出来るなどお話はそこそこうまく作られているので、まあ読んでよかったかなという感じの小説ではありました。
軽いサスペンスをお探しの方にはちょうど良いかもです。 -
★★★★☆
ご都合主義だけど、ハツラツしていて楽しい
【内容】
父と二人暮らしの珠恵。ある日出張が決まった父が、娘の面倒をみてもらおうと水野という女性を連れてきた。
【感想】
かなりのご都合主義っす。都合がいいとしか言い様がない。
でも、個々のキャラクターは生きており読んでいて楽しいです。
シリーズ物にしたらドラマ化もイケます!
なお、あまり題名は関係がない。。。。 -
読後感が爽やか。
テレビで紹介されていたのがきっかけで読んでみた。 -
ヤクザ、殺し、お金をめぐるごたごたと、話しの内容はドロドロなのに、何とも爽やかにスッキリとした話しのように感じるのは?何故だろう? 特別な感動などはないけれど、読後感がとてもよい作品でした。小説だから受け入れられるけれど、ドラマ化はむりでしょうね。
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面白かった。
ストーリーの流れにすんなり入り込めた。
過去の話が、中心に描かれているが、話しの持って行き方がうまいなぁーと思った。 -
351ページ
最初から最後まで割とサクサク読めた。中学生が主人公のせいか若干文体が幼稚な気がした。タイトルの「林檎と蛇のゲーム」とは康孝がヤクザである五条に仕掛けられた一億円を巡るゲームである。一億円の行方はとても気になる部分であったが、オチはあまり気に入らなかった。この本は以前テレビで紹介されていたので読んでみた。 -
「再現ミステリー」で見たよりも、かなり面白かった。
あらすじと「再現ミステリー」で見たのとで“藤枝を襲ったのは誰か?”がメインかと思ってたら“珠恵の父と水野が一億円を守ってきた話”がメインで少しビックリ。(題名で考えると正しいのか。)
珠恵のお父さんも凄いけど、お母さんも凄いな。
水野さんも格好良い!仕返しの方法も上手いし。
叔母さんとツルちゃんにはどこまで話したんだろう?
ミステリーというよりはミステリ風味の青春小説って感じだった。
登場人物たちが皆好きだから、シリーズ化してほしいけど無理だろうな。
珠恵の両親と水野、井川の過去話読みたいんだけど。