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カフーを待ちわびて (宝島社文庫)

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著者 : 原田マハ
  • 宝島社 (2008年5月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796663526

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カフーを待ちわびて (宝島社文庫)の感想・レビュー・書評

  • マハさんの沖縄本は本当に最高。風のマジムもよかったけれど、こちらはより爽やかに、軽やかに読めました。
    沖縄の情景がずーっと浮かび続けます。音も聞こえてきます。不思議。
    さすがマハさん!
    2017.07.12

  • 純粋な恋愛小説という印象で読ませていただきました。小説らしく出来すぎた印象もある話の展開にも、それほどストレスなくスピーディに気持ちよく読めます。伏線の張り方も気持ち良い。全体的に楽しく一気に読めてしまいます。
    カフーという名前の犬と一緒に暮らす主人公。その何気ない日常からゆっくりと物語は始まります。その元にある日突然やって来たヒロイン。そしてそこから主人公の周囲を歯車が徐々にスピードを速めて動きだします。最後は持っていかれるように一気にクライマックスへ。
    友人たちや島の人達の気持ちが物語に影響し、それが様々な結果を(良くも悪くも)生み出します。人間関係の難しさと、大切さを考えさせてもいただきました。

  • 終わり方がキュンとする様な女子ぽい感じでした。
    少しラブストーリーだけで纏めるのは無理があるかも?映画も見てみたいです。

  • 沖縄の風がなせるワザでしょうか。 沖縄と北陸のコンストラストも、そうだよなあ〜と思う。 きっと今頃、2人はもう再会してカフーになってることでしょう。

  • 「嫁に来ないか。幸せにします 与那喜島 友寄明青」
    沖縄の小さな島でよろず屋を営む明青は、旅先の神社で絵馬に書き込んだ。

    心優しき青年・明青は、二つの負い目を抱えていた。
    一つは生まれつきの右手の障害。
    もう一つは、最愛の母がある日突然いなくなってしまったこと。しかも、島の外の男との子供を身ごもったままに。

    「あの絵馬に書いてあったあなたの言葉が本当ならば、私をあなたのお嫁さんにしてくださいますか」
    島に帰った明青のもとに手紙が届く。

    そして、本当にその人は現れる。

    カフーとは、与那喜島の方言で、いい報せ、幸せという意味。明青の愛犬の名前でもある。

    物語の終盤に訪れる二つのどんでん返し。

    その中でも揺るがないのが、明青とまわりの人々の心の美しさだ。

    「この手ぃ悪く言われたら、胸ん中でいち、に、さん、みっつ数えるんだよ。こらえんならん時は、いっつも、いち、に、さんってね」

    幼き日のこの母の言葉を抱きしめて生きてきた明青。

    美しい南の島の、美しい心の人たちの物語。

  • 2017/06/09
    幸せは、いくら待ってても、やって来ない。自分から出かけて行かなくちゃ、みつけられないんだ。だから何もかも打ち明けて、幸せになれ。

    これは幸にかけられたおばあの言葉。私も祖母には素直にいろいろ相談できる。母親とはしょっちゅう口論になるのに。笑 明青の不器用と言うか行動力のなさにはちょっとイライラもしたけど、あの海のシーンでは迂闊にもキュンとしてしまった。好きな人に対してあそこまで素直に気持ち伝えられるなんて、、、さっちゃんかわいかった。

  • カヌーを待ちわびてだと思ってた笑 どうでもいいのですが…
    今まで読んだ2冊とは印象が違うな〜〜と思ったら、こちらがデビュー作?みたいですね。
    その後が気になる終わり方だったり俊一がおばあを本土に連れて行ったあたりがどうもしっくり来ないな…とかもろもろ弱い部分があるなぁと思いつつ、やっぱり引き込まれてあっという間に読んでしまいました。

  • 泣いた。
    小説読んで泣いたのは初めてかもしれない。
    主人公が淡々とした性格をしている上、ひ弱な感じだから、読んでいて忸怩たる思いをした。ハートは十分に傷ついてるであろうのに、一件の後も変わらないペース。
    実は読み手より、よっぽどタフな主人公なんだろう。
    先のストーリーがとても気になったが、きっと彼ならやり遂げるんだろう、、、
    感動の一作に出会えて幸せです

  • 明るい沖縄がまぶたの裏にひろがる温かい小説。読みやすくハッピーエンドの終わり方もGOOD,着地を決めての話のまとめ方があったがご愛嬌。

  • カフー…【果報】与那喜島の方言。
    いい報せ。幸せ。


    突然現れた幸の正体は?とずっと気になっていた。幸がいつかいなくなってしまうのでは?と明青と一緒にハラハラしました。
    読中は沖縄のあったかい雰囲気が感じられる。

    どうしても俊一が好きになれない。

  • 沖縄の優しいお話でした。
    幸さんが、いついなくなってしまうのかとハラハラしながら読み進めたけど、こんな結末になるとは。
    沖縄の離島ののんびりとした空気を存分に感じられる本で、また沖縄に行きたくなった。

  • ウラヌシ、あったかね

  • 平成29年3月

    もともと原田マハさんは好きで、何冊か読んでいた。
    本屋をぶらぶらしてたら、ラブストーリー大賞受賞が目に入り、最近、ラブストーリーしてないなって思いまして読んでみた。
    ラブストーリーでした。一気読みしすぎました。
    こんな恋愛したくはないけど、したくはないからこそ。面白かったのかな。

    沖縄で、商店を営みながら一人暮らしをする男性の所に、かわいい女性が住み込みを始める。ってありえない話だけど、小説を読めば分かりますからね。
    それぞれに辛い過去があり、それぞれに一緒になりたいと思う理由があり、苦しくなります。

  • 最後の終わり方が出来ればハッピーエンドが良かったなぁと思ったけど、読者に最後の展開を想像させる終わり方もなかなかいいなぁと思ったり。
    ここ最近立て続けに沖縄が舞台の本を読んだから、沖縄の文化に触れたいなーともっと思うようになった。出身者ではないのにここまで細かく書けるってやっぱり作家さんはすごいと改めて感じました。

  • カフーとは、幸せという意味の方言。
    そして主人公の明青の愛犬の名もそれと同じ。
    カフーはいつも明青との散歩を待ちわびている。
    そして、明青にも待ちわびる人が表れるのである。
    印象に残ったのは、おばあの言葉。
    待っているだけじゃ、本当に欲しいものはてに入らない。
    相手を思えば思うほど
    すれ違ってしまうから、言葉にしてきちんと伝えなきゃ駄目なんだ。

  • 切なくてあったかい。
    読み終わったら幸せな涙が溢れます。

  • みんなカフーを待っている。でもただ待ってるだけじゃだめなんだ。

  • 沖縄を舞台にした、ゆったりした作品。

  • カフーが可愛い。すごく可愛い。 沖縄という舞台で都会と違ってキリキリと逼迫したものに追いかけられていない。ゆったりとした時の流れを文章からも感じられる。そのゆったりした流れの中で、後継者不足や資金繰りにあえぐ地方の現状というのも感じられた。こんなゆったりした島で、そんな現実似つかわしくないけれども、そういうものなのだろう。 そんな現実と押しかけ女房?とのすれ違いや衝突の板挟みになりながらも、どこか泰然と構えている主人公が暖かかった。

  • 大大好きな作品。何度も読み返しました。切ない恋愛の話だけど、沖縄の明るい空気がふわりと幸せに導いてくれる。泣けます。これから原田マハさんのファンになりました。表紙も素敵で題名もいいです。

  • 沖縄の文化を垣間見ることができた。カフーの名前に由来にほっこり、おゔぁあとゆきのやりとりにほっこり。読み終わって、沖縄の綺麗な海が頭の中で広がり、とても気分がよくなりました。

  • 幸と明青の物語。
    カフーは幸せ、よい知らせ。
    誰かが自分を待ってくれる幸せ。

    構成、内容、原田マハさんの他の作品と比べると偶然が多かったように思いました。
    それも神様の宿った与那喜島だからでしょうか。

    幸が一生懸命おばあに話しかける、おばあが負けじと方言たっぷりで言い返す…シーンが和みました。

    趣旨からはずれますが…わたしはリゾートを利用する側なので、リゾート化される側の立場、というのを考えさせられました。本来の島や山の姿を残す努力もこれからは必要だと思いました。

  • 恋がしたくなる小説でした!

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