ドレの神曲

  • 宝島社
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本棚登録 : 377
感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796675499

感想・レビュー・書評

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  • 神曲の翻訳版を昔ちらっと読んだことがあるが、固い表現で読みにくくて断念した記憶がある。
    それに比べて、意訳だが非常に読みやすいし、ドレの精密な画がついていてわかりやすい。
    なによりドレの画は素晴らしい。

    Wikipediaによると、『聖闘士星矢』冥王ハーデス冥界編の舞台でダンテの地獄をほぼそのままなぞっており、独自の解釈による地獄の情景が描かれているらしいので、非常に気になる。

    • leeponさん
      冥王ハーデス冥界編、持っていますが、
      ダンテの神曲をなぞっているとは初耳で、
      とても気になります。
      冥王ハーデス冥界編、持っていますが、
      ダンテの神曲をなぞっているとは初耳で、
      とても気になります。
      2011/12/20
  • ダンテの「神曲」

    ドレの挿絵が魅力的で、
    文字は参考程度にして、
    絵ばっかり見てしまった。

    これをきっかけに、
    本格的な「神曲」の翻訳に、
    挑戦できれば、と思う

  • 絵が美しい。字が少ない。イメージが広がる。

  •  ドレの絵がいい。それに尽きる。

     最初に表紙を見た時は一瞬デューラーかと思った。

     ダンテの神曲は読んだことがないので、この本を読んだだけではイマイチ内容が入ってこないが、神曲を読んだことがある人がこれを見たら、ものすごく感動すると思う。



  • 一度は読んでみたいと思っていたダンテ作の『神曲』。有名な作品なので、各出版社からいろいろな装丁のものがでていて、どれを読もうか迷っていたときに出会った作品。文章が読みやすいのはもちろん、挿し絵が素晴らしいです。まるで絵本を読んでいるかのように、すんなり読むことができました。『神曲』の入門書として最適な本だと思います。

  • ルネッサンスの扉を開いた14世紀イタリアの大詩人ダンテの名作、『神曲』の挿絵付き本です。
    19世紀の版画家、ギュスターヴ・ドレによる挿絵が膨大にあり、地獄・煉獄・天国の情景が鮮やかに描かれています。
    ただしその分、文章はだいぶ省略されていますが(^O^;
    原典の『神曲』は当然膨大な文章と詩から成っていますが、原典を読むかどうか判断するのにちょうどいい本ですw
    特に場面が飛んだり、亡者がどのような理由で責苦を受けているのか判らない場合があるので、本書を読んで満足できなかった人は是非原典にチャレンジすべきでしょう。
    ベアトリーチェという女性の名前が突然出てきて、最初はそれが誰なのか判らないしw

    「地獄編」は『聖闘士星矢』冥界編の題材にもなったので、星矢ファンにはオススメの一冊です^^

    ニン、トン♪

  • ギュスターヴ•ドレは天才でした。

  • 息子に、これっぽいの描け!といったら、”疲れる”と一言。

  • 漠然と探していた本が天啓のように目の前に見つかり、読むとその内容はまさに今の自分が読むべきものであった。
    こんな奇跡めいたことってあるんだなぁと素直に驚き。

  • 一目惚れして即購入しました。すさまじいばかりの地獄、苦しみながらも希望につながる煉獄、光にあふれる天国の旅。幻想的でかつ厳しいキリスト教における冥界の姿は面白い。厳しいけど…;;

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著者プロフィール

1265年、フィレンツェ生まれ。西洋文学最大の詩人。政治活動に深くかかわり、1302年、政変に巻き込まれ祖国より永久追放され、以後、放浪の生活を送る。その間に、不滅の大古典『神曲』を完成。1321年没。著書に、『新生』『俗語論』『饗宴』 『帝政論』他。

「2018年 『神曲 地獄篇 第1歌~第17歌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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