みんなの不倫~お値段は4493万円!?~ (宝島SUGOI文庫)

著者 : 露木幸彦

• 宝島社 (2012年5月10日発売)

感想・レビュー・書評

[reinouさんの感想 · 2017年1月18日]

２０１２年刊行。たいした実例を挙げているわけではなく(一例だけに多数のページを割いている)、普遍化できる内容ではない点で陳腐。また、法的リスクに関してほとんど触れられていない点でも片手落ちで著者の紛争解決への誠実性に疑問。まぁ、夫婦間のセックスレスの問題と、男女ともに見受けられる｢釣った魚にえさをやらない｣傾向、子供に対する影響に無自覚な点(既婚・子有りの不倫経験者)は、意識的になるべきなのだろうが…。

著者プロフィール

行政書士、ファイナンシャルプランナー、男女問題研究家　1980年生まれ。国学院大学法学部卒。金融機関に入行後（融資担当時代は住宅ローンのトップセールス）、離婚・不倫など「男女トラブル」を専門に扱う行政書士事務所を開業。これまでの有料相談件数は1万件近くに達する。特に妻の多重債務、不倫、ヒステリー、育児・家事放棄などに悩む「男性の離婚相談」を得意とし、理不尽な状況から解決へと導いてきた実績を持つ。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などメディア出演歴多数。芸能人の男女トラブルなどに言及するコメンテーターとしても活躍。著書に『結婚貧乏～結婚してはいけない人を避ける方法』（中央公論新社）、『離婚のことばハンドブック～今すぐ解決したい人のキーワード152』（小学館）など

「2017年 『男の離婚ケイカク クソ嫁からは逃げたもん勝ち なる早で!!!!!』 で使われていた紹介文から引用しています。」