消防女子!! 女性消防士・高柳蘭の誕生 (『このミス』大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 219
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796695886

感想・レビュー・書評

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  • 軽~く読める感じの女性消防士の成長物語です。
    消防署の組織とか、消火に当たっての手順とか、なかなか馴染みがないので勉強になることもありつつ、最後の方ではジーンとさせられたりするのです。展開としてはまぁ「ありがち」と言えるかもしれませんが・・・。
    映像化するとすれば、メインの大型客船火災が安っぽいCGにならないことを祈ります。

  • タイトルから勝手に消防士一年生の女の子がヘマしつつも元気一杯笑顔で頑張る話と想像していたら、全然違った…。
    人の生死に関わるお仕事ですものね。重い。ずーん。
    視点があっちこっちにいくのはちょっと読みづらかったかな。
    見せ場は感動したけれども…次回作に期待。

  • 期待していた分、あまりだった…。時間がなくて、あっさり読んでしまったが。蘭のいやがらせの犯人の動機についてあまり詳しく書かれていなかったので最後まで「はてな」が沢山だった。このミス大賞取ってたんだ・・・と、後から分かった。借りた本でよかった。

  • 消防士女子の活躍ストーリー。ミステリー色は薄いな~ラストのハラハラドキドキは良いね!!
    2012.8.15

  •  亡き父親の後をついで、消防士になった新米消防士蘭の奮闘を描く。蘭を狙う見えない悪意の犯人とは―。

     消防士の大変さはよ~くわかりました。特に新人さんは、大変ですね。「このミステリー」大賞シリーズとして、途中ミステリーっぽい部分もありますが、ちょっと中途半端かな・・・。ストレートな人情ものでも良かったのでは??

  • なかなか読みやすかったよ。
    父と同じ職業を選んだ娘。
    過酷な消防の現場とトラブル。

  • 最初なかなか専門用語とか人物とかが頭に入らなくて苦戦しましたが、後半からは加速して面白かったですね。
    海猿っぽいです。
    王道ストーリーですが、なかなかキャラがいいので感情移入しやすいと思います。

  • 海猿の女性消防士版って感じかな~。

    奇をてらわず、王道を貫いた設定と展開が、
    うまくはまっていて、よかったと思います…。

    消防士の日常と火災現場の厳しさの描写もわかり易く、
    登場人物のキャラクターとうまくマッチしていました…。

    これまた、海猿と同様、
    主人公が成長していく続編が期待できそぅ…。

    痛快爽快といぅ表現が、合いそぅですね…。

  • ウェルメイドな職業(?)小説。登場人物の配置や展開など、定石ではあるけれど、主人公の葛藤と成長を追うには調度よいかな。後半の出場、主人公の救出活動にはやはり胸熱…!
    ドラマになりそう。その前に、続編に期待。
    スカイエマ氏の表紙です。最近、表紙でよくみるけど、この方のイラスト好きだなあ。

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著者プロフィール

佐藤青南
一九七五年長崎県生まれ。「ある少女にまつわる殺人の告白」で第九回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞し、二〇一一年同作でデビュー。一六年に『白バイガール』で第二回神奈川本大賞を受賞。ドラマ化された「行動心理捜査官・楯岡絵麻」シリーズ、「白バイガール」シリーズ、絶対音感刑事・鳴海桜子が活躍する『連弾』『人格者』『残奏』など、著作多数。近著に『犬を盗む』『ホワイ・ダニット 行動心理捜査官・楯岡絵麻』『ストラングラー 死刑囚の逆転』がある。

「2023年 『残奏』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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