ハンディ版 食品の放射能汚染 完全対策マニュアル

  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796696852

作品紹介・あらすじ

牛乳85点・カツオ38点・ワカメ42点・キャベツ49点・アサリ43点・ニンジン57点・シマアジ98点・イチゴ49点・豚肉74点。200品目の「安心指数」。食材カタログ最新データ。品目別セシウムの計測値、農産物の原発被害圏シェア、全国の魚種別漁場MAP。

感想・レビュー・書評

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  • 食関係、という仕事の関係もあって購入。
    2012年3月初版発行、『「0ベクレル」の食卓を目指すためのバイブル』のキャッチコピーが示すとおり、「暫定基準値」「移行係数」など原発事故1年後くらいの混沌とした消費者マインドを反映した紙面構成が今読むとちょっとおもしろい。

    本書独自の「安心指数」で様々な産品を評価しており、その指数は市場に「被害圏=福島・茨城・栃木・群馬・千葉」産の産品がどの程度流入しているかで上下する。

    2012年3月当時の今の状況はちがうけど、原発をめぐる「消費者マインド」のログとしては価値がある一冊。

    あと様々な一時産品の県別生産シェアがわかるので普通におもしろい。

    【判定結果 ・・・ 買った(仕事用だけど…)】

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著者プロフィール

1941年中国・大連生まれ。両親の出身地は山形県鶴岡、育ちは東京・新宿。東京海洋大学名誉教授、農学博士。人と魚と水の関係学専攻。
1970年より、原子力発電所、火力発電所、ダム建設、ゴルフ場など開発に揺れる全国各地の漁村を行脚し、漁民たちの研究会に数多く参加。地元夷隅東部漁協の組合員となり、最近は外房の漁業の調査を行っている。
著書に『釣と魚の科学』(産報出版)、『反生態学』(どうぶつ社)、『海と魚と原子力発電所』(農文協)、『魔魚狩り』『桜鱒の棲む川』(フライの雑誌社)、『放射能がクラゲとやってくる』『【新版】魚をまるごと食べたい』(七つ森書館)などがある。
自宅に資源維持研究所(千葉県いすみ市岬町泉887-2)を開設し、漁業を取りまくいろいろな問題への相談に応じている。

「2011年 『これからどうなる海と大地』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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