ケルベロスの肖像

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 2440
感想 : 357
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  • Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796698580

作品紹介・あらすじ

「東城大学病院を破壊する」――送られてきた一通の脅迫状。愚痴外来の田口医師&厚生労働省の変人役人・白鳥は病院を守ることができるのか。エーアイセンター設立の日、何かが起きる!
「バチスタ」シリーズ、ついに完結!

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったです。シリーズとして抜けているところがあるのか、登場人物が繋がらないところもありました。医療物なので少し難しいです。

  • シリーズ最後にしては、話が物足りなかったですね。少し残念でした。

  • 螺鈿迷宮を先に読んでおいて良かった
    と語り口が田口に戻ってなんかホッとした気持ちになったなー
    で中身の方は強烈新キャラと桜宮市の暗部との対決と謎を残した終わり方
    氷姫との初対面はなんとなく期待外れに終わったけどまだまだ含みがありそう
    ずっと続いてほしいな〜

  • ドラマでチラチラ観てたこのシリーズ、はじめて小説で読んでみた。

    シリーズものを途中から読む私が悪いのだが、 内輪ネタが多くて分からないことが色々あった。シリーズ物はしっかり順番を守ろうと思った。

    ドラマで見た螺鈿迷宮は、スリリングで医療に対する問題提起も感じられて面白かったのだが、今回はそういう感じはあまり無かった。

  • チームバチスタ 白鳥×田口シリーズ第六弾。

    日本初のAi(死亡時画像診断)センター稼働に向け工事が進む中、東城医大に「八の月、東城大とケルベロスの塔を破壊する」という脅迫状が届く。その意味することは何なのか?警察、医療事故被害者の会、内科学会、法医学会そして碧翠院など、様々な人間の思惑が交錯する重厚なストーリーのなか、グッチー田口が戦車に乗って最新Ai装置の輸送を行うなど笑うしかない展開もある。そしてAiセンター始動当日、ついに事件が起きてしまう。

    Aiが専門の作者の思い入れが随所に出てくるが、一連の作品で医療×警察の対立の構図が繰り返し出てきて聊か食傷気味
    だった。

    物語は「アリアドネの弾丸」から1ヶ月後、「螺鈿迷宮」から2年後の物語。その他にも桜宮サーガの色々な本とシンクロする。桜宮サーガ全体を把握するには欠かせない一冊だろう。

  • 桜宮サーガ19冊目で田口・白鳥シリーズ6冊目。
    ちなみに手持ちのラスト。

    AIセンターが稼働して一般公開の日に発生する事件。

    今までの物語が色々と繋がっていて感慨深かったです。
    まさかブラックペアンの亡霊がここに来て牙をむくとは!

    途中までの"アレやってコレやって"的なものは若干退屈でしたが。
    これでバチスタシリーズは完結らしく寂しい。
    アワアワする田口先生をもっと読んでいたかった。

    桜宮サーガは続くようなので機会があれば読んでいきたい。

  • 新築の東城大AIセンターが、お披露目で崩落。
    火喰い鳥白鳥の活躍ほとんどなし。領収書の処理のみ。

  • イノセントゲリラ、アリアドネ〜ナニワ・モンスターの間の隙間が埋まっていい感じ。(久々、読み返したくなった。)今回、借りて読んだけど、この本も買って、再度通読してみたい。

  • バチスタシリーズ完結編と銘打たれてます。
    わー結構派手だな~
    何億もする機械の搬入に戦車パレード、柿落としのAiセンターでの××、東城大学病院の……
    完結編といいつつ、「次はナニワで」とかいう意味深なセリフは、もしかして『ナニワ・モンスター』に繋がるのかな。
    極北シリーズなども読んでないはずなので、スピンオフに手を出すか否か……(うちの貸出率アップのためには借りとけ~ですがね)

    装画 / 赤津 ミワコ
    装幀 / 松崎 理(yd)

  • 長かった。。。

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著者プロフィール

1961年千葉県生まれ。医師、作家。外科医・病理医としての経験を活かした医療現場のリアリティあふれる描写で現実社会に起こっている問題を衝くアクチュアルなフィクション作品を発表し続けている。作家としてのデビュー作『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)をはじめ同シリーズは累計1千万部を超え、映像化作品多数。Ai(オートプシー・イメージング=死亡時画像診断)の概念提唱者で関連著作に『死因不明社会2018』(講談社)がある。近刊著に『北里柴三郎 よみがえる天才7』(ちくまプリマー新書) 、『コロナ黙示録』『コロナ狂騒録』(宝島社)、『奏鳴曲 北里と鷗外』(文藝春秋) 。

「2022年 『よみがえる天才8 森鷗外』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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