バットマン:アイ・アム・ベイン (ShoPro Books DC UNIVERSE REBIRTH)

著者 : トム・キング 中沢俊介

• 小学館集英社プロダクション (2018年7月19日発売)

作品紹介・あらすじ

彼はジョークじゃない。謎解きでもない。鳥でも猫でもペンギンでもない。案山子でも、植物でも、人形でもない。おとぎ話やサーカス芸人じゃないし、心が折れた友人とも、過去を悔いる師匠とも違う。彼は騎士の真似事をする金持ちの少年じゃない。
彼はベイン。破滅をもたらす男。バットマンは彼の領地に侵入して、心を傷つけ、背骨を折った。ゴッサムシティに現れたベインの目的はただ一つ――バットマンを再起不能にすること。その前に、彼はダークナイトが愛する者と……憎む者を残らず排除するつもりだ。
ロビンの系譜に連なる若きヒーローたち、警官、犯罪と戦う正義の味方がバットマンのもとに結集する。さらにアーカム・アサイラムに巣食う異常者、怪物の力まで借りなくては、バットマンは恐るべき挑戦者を退けられないだろう。
ベインとバットマンは知っていた。二人の最終決戦で舞台から降りられるのは、どちらか一人だと……。

著者プロフィール

●トム・キング［作］……アイズナー、リンゴ、ハーベイといったコミック賞に輝くライター。『ヴィジョン』『ミスター・ミラクル』（共にヴィレッジブックス刊）の他、DC UNIVERSE REBIRTH期の『バットマン』シリーズ（小社刊）など多くの代表作を持つ。コミック業界入りする前、CIAの対テロ局の一員として海外で働いていた。妻コリーンと、チャーリー、クレア、クロスビーという3人の子供とともに、ワシントンDC在住。

「2023年 『ロールシャッハ』 で使われていた紹介文から引用しています。」