ゴッサム・セントラル:狂気と哄笑と (ShoPro Books)

  • 小学館集英社プロダクション
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本棚登録 : 13
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796878968

作品紹介・あらすじ

ゴッサムシティを守るのはバットマンだけではない。ゴッサム市警の重大犯罪課ことMCUに所属する刑事たちは、日々スーパーヴィラン絡みの犯罪の捜査をしている。
犠牲者を出しながらも、ミスター・フリーズとトゥーフェイスが起こした事件をなんとか解決したMCU。彼らの次なる敵は、バットマンの永遠の宿敵にして最凶のヴィラン、ジョーカーだった。
ジョーカーはクリスマスが近づく街で、無差別殺人に手を染め、市民すべてを人質に取り、バットマンを挑発する。
ゴッサム市警は警察の威信をかけて、バットマンの力を借りずジョーカーを捕らえることができるのか?

感想・レビュー・書評

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  • とてもおもしろかった!
    「バットマン」の舞台となる街、ゴッサムにも警察がある。ゴッサム市警の中でも、特にヴィランを相手にする重大犯罪課、通称「MCU」の活躍を描く警察物が本作。1巻は、バットマンとの確執が主要テーマだったが、2巻はMCUに所属するさまざまな刑事のキャラクターを深掘りし、ある種の群像劇になっている。エド・マクベイン「87分署」が本編にちらっと登場するが、まさにそれを彷彿とさせるつくり。1巻でもそうであったが、絵や色合いがテーマに合わせて抑制的であるところがよい。

  • もしDC世界に異世界転生しても、ゴッサムで警察には絶対にならない。と決意を再確認しました。
    頑張っても巻き込まれ事故でフリークスに殺害される可能性が高い上に、あの人たちバットマンしか見てないんだもの。いや、こっちみてくるのも絶対にお断りですが。

    警察ものの物語として秀逸と思います。スパイス程度にアメコミ要素が入ってる感じ。証拠と推理を積み上げて、きちんと犯人にたどり着いていると私は感じました。
    今作のゲスト(ヴィラン)の方は、ジョーカー、マッドハッター、ペンギンかな。

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著者プロフィール

●エド・ブルベイカー[作]……ライター、コミック・アーティスト。『キャプテン・アメリカ』や『デアデビル』『アンキャニー・X-MEN』などのマーベル作品のほか、『バットマン』や『キャットウーマン』などDC作品にも携わる。また映画やゲームの脚本を手掛けるなど、幅広く活躍している。また、アイズナー賞、ハーベイ賞のベスト・ライター部門のほかに多くの賞を受賞している。

「2022年 『ゴッサム・セントラル:狂気と哄笑と』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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