行政書士の業務: その拡大と限界

著者 :
  • 信山社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797285925

作品紹介・あらすじ

街の法律家に必要な法的知識を一冊に

感想・レビュー・書評

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  • 著者は、元行政法学者上がりの弁護士。行政法の勉強をしてると、たまに名前を見かける方。
    付けられている帯を見ると、「弁護士も入れない専門性の確立を提言」、「これからの激動の時代に『街の法律家』として飛躍するための法的知識を1冊に!!」、「行政書士から、受験生まで必読」とあります。
    それに加えてこのタイトルですから、弁護士法をはじめとした他士業との間で緊迫関係にある行政書士の業務について、これを解明してくれるものと信じて読み始めました。

    しかし、内容が残念すぎた。
    著者の立法論や士業のあり方についての提言、ちょっとした自慢話が大部分で、行政書士実務に役立つ部分がほとんどない…「法的知識を1冊に!!」とかいうキャッチコピーが泣きますよ。こういう主張は行政書士や受験生に向けて書くのではなくて、政治家に向けて書くべきなのでは。
    しかも、後半50ページは法令集になっており、何の目的で載せてるのか意図が不明。それ載せなくても、行政書士だって六法くらい引けますって。

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著者プロフィール

弁護士

「2022年 『新型コロナ対策の法政策的処方せん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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