動物はすべてを知っている (ソフトバンク文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797331486

作品紹介・あらすじ

ハリウッドの百万ドル俳優犬ストロングハートとの共同生活をきっかけに、あらゆる生き物とコミュニケーションできることに気づいた著者が、その実践を試みる。そして、その驚くべき結末とは…イヌも、ヘビも、ハエさえも、あらゆるいのちは「沈黙のことば」でわかりあえる。「生命」、「生きる意味」の大いなる謎をやさしく解き明かした幻の傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 世界的人気者になったという俳優犬トロングハートを預かったことがきっかけに、動物や昆虫との言葉を使わない心の会話を通して自然界、宇宙の大いなるしくみを教えてもらう素晴らしい体験記。
    人間が動物よりも優れていると言うのは全くの思い上がりで、動物や自然から謙虚に学ぶ大切さを現代人は気付くべきかと異常気象が続く今こそ思いました。

  • 素晴らしい本だ。
    毎日が楽しみに満ちそう。

  • 面白いし、ためにもなる。
    前半がとくにワクワクして読み進められた。
    だけど、後半はちょっぴり面倒くさかった。

    動物は人間が思っているよりも格段に理知的かつ精神的にも優れている。そのことを人間はたとえ頭で理解出来たように思えても古来から身についた差別、上下関係を克服できない。どのように心をオープンにしてその間違った戒めから己を解き放ち、動物とコミュニケーションをとるか。
    人間、犬、その他のすべての生き物はひとつに結ばれているいわば血縁関係にある。
    これらのことをいろいろな場面設定を通じて書いてある。

    しかし、理論的に書こうとすればするほど、心とか精神性から遠ざかっていく。話が長々として伝えるべき重要なポイントが沈んでいく。
    そんなふうに感じられて今ひとつ、没頭して読めなかった。

    それでも、良書であることは間違いない。
    読んで良かった。

  • 以前から探して取り寄せやっと手に入った一冊。

    犬猫に限定せず、生き物すべてを尊敬し、同じ宇宙のこころを持つ対等の存在として扱えば相互コミュニュケーションは成立する。

    これは先住民の考え方と同じで深く共感することができた。
    少しずつ実践していこうと思う。

    アニマルコミュニュケーションのおいて必須の一冊。

  • 翻訳:上野 圭一 かなり面白かった。動物(生き物)とコミュニケーションをとれる!という本。

    相手を尊敬し、誠実に向け合えば意思疎通が出来るらしい。ハエでさえも。この本に書いてある異種間コンタクトは可能だと私は信じる。そして人間が生き物の中で一番愚かだという事も。

    全ての動物は神から役割が与えられており、それを忠実に楽しく実行していると。じゃあ人間の神から与えられた役割とは???と、考えだすと答えが出ない。と、いうよりも地球破壊以外の役割が無いように思える。なぜ人間を作った????答えが出ない本。考えさせられる。

    ちなみに、この本を読んでから、マンションの通路に居るセミに、危害を加えない事を伝えながら通ったら、セミが飛ばなくなった。(虫嫌いの私は、廊下でセミがジジジジーーーー!!って飛び回るのが怖くて、家に入れない事が何回もあった)

  • 動物と以心伝心できているかも?という自分に
    ちょっと自信がもてる内容でした。
    が・・・・ハエはかなり抵抗あり。。。

    素敵でキラキラしたお話でした。
    偏見を捨てて心をオープンにするのは
    人間対人間にもいえることですね。

  • とってもいい本です♪ 動物たちの純粋さに純粋に胸をうたれ、うちには猫一匹、犬一匹がいますが、新たな次元の交流を生まれさせてくれました。
    「犬たちのネバーエンディング・ストーリー―ペットと人の不思議な感動物語」 http://booklog.jp/users/oneness20xx/archives/4331511448 とともにいい本です。

  • 私たちさえ、心を澄まして彼らに訊ねれば、生きとし生けるものとコミュニケーション出来るのだ、と名犬ストロングハートとの交流を通して知ることになった作者J・アラン・ブーンの傑作です。あくまでユーモラスな語り口で、謙虚に純粋にあることが、そのいのちのつながりを知る秘密なのだと教えてくれます。一読をお薦め。

  • 本題は「Kinship with All Life」全生命とも血縁関係。

    笑える部分が多く読みやすく面白かった。
    著者と犬やハエとも心の交流を例題に、命、肉体・精神・心、質とは・・・
    そんな事を語っている。

  • 動物には、私たち人間が考えていることがお見通しなんだなあ。だから動物が寄ってくる人、嫌われる人がいるのかな。

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