スズメの少子化、カラスのいじめ 身近な鳥の不思議な世界 [ソフトバンク新書]

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797335644

感想・レビュー・書評

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  • 色がわからなくても鳥は見分けられる
    スズメの寿命についてはよくわかっていないが、平均寿命では1年3ヶ月とのデータがある
    スズメはぼーっとしていたら生き残れないし、タカはとろいスズメがいなと食物にありつけないようだった
    もともと洞で寝る鳥たちは冬の巣箱もねぐらとして利用する

    「声が太くしわがれ、さえずりをもたない」
    「雌雄の姿に差がない」「貯食という習性がある」「足を器用に使える」
    カラスの子はひと冬生きのびても、翌年はまだ繁殖できない
    「ハシブトはよくホッピングもするが、ハシボソはほとんどウォーキングではないか」

    英語でハトを意味する「dove(ダブ)」という名が乳製品によく使われるのも・・・
    腰を上下させるセキレイは、いざなみの尊といざなぎの尊が交わり方を教わった、と日本書記に記されている、いわばセックスの神様みたいな存在

著者プロフィール

1956年、東京都生まれ。1981年、日本で初めてのサンクチュアリ「ウトナイ湖サンクチュアリ」にチーフレンジャーとして赴任する。現在は「日本野鳥の会」主席研究員として、野鳥や自然観察、環境教育などをテーマに講演、ツアー講師などで全国や世界各地を巡る。

「2018年 『DVD付季節の野鳥図鑑「春の野鳥」を見に行こう!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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