神曲奏界ポリフォニカ ロマンティック・クリムゾン (GA文庫 さ 1-2)
- ソフトバンククリエイティブ (2006年5月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797335828
作品紹介・あらすじ
はじまりは些細なことだった。バスから見かけた自然公園の前を歩く美しい少女-シェルウートゥと、彼女に心奪われた少年-カティオム。ようやくたどり着いた2人の関係は、その公園の前でときどき行き会って5分ほど会話を交わす、それだけ。惹かれているのに、どうしても手の届かない少女。素性も住んでいるところも、何も教えてくれない。「彼女のことをもっと知りたい」少年が意を決してフォロン達の事務所の戸を叩いたとき、それは精霊と人間の関係をあらためて問いかける、事務所のメンバーにとって他人事ではない重要なできごととなった。大好評シリーズ第2弾堂々登場。
感想・レビュー・書評
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公園で偶に会う少女が、誰なのか知りたい。
そんな依頼は、始まったとたん中止に。
少年の淡い恋心、という事で、この題名?
果たして人間と精霊は、恋愛が成立するのか。
良き隣人ではあるけれど、そこは対象外。
何だかぐるぐるしそうな内容でした。
元々、ありえない、という前提が
どこかしらあるようですし。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
長くて多い説明のせいでやたら間延びした印象を受けてしまう本作品。私にはよく判らないのだがこの小説版が番外編で、キネティックノベル版が本編なのだろうか?
内容は異種族共存世界にありがちな話を書いていたといったところ。もう少し話に発展性が欲しかったかも。まあ、こういった作品でお色気描写が皆無と言うのは賞賛に値するのかもしれないが…。
もう少し説明描写を軽くしてキャラの魅力に力を割いてくれないかと思ってしまう。 -
シリーズ第2弾。
ケセラテ公園に現われる美少女シェルウートゥに心を奪われた少年カティオムが、ユギリ姉妹に連れられてツゲ神曲楽士派遣事務所を訪れることから、フォロンたちは思わぬ事件に巻き込まれることになります。
今回は、人間と精霊の共存はできるのか、そして、人間と精霊との間で恋愛が生まれるのか、というテーマがストレートに提示されるエピソードになっています。 -
レビューは、読んですぐに書かないと内容忘れてしまいますよねー
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精霊は人間とは違う。といわれてもコーティをはじめみんな可愛い。と思いきや「強っ笑」ってなったりします。まぁ女王様がカッコイイね。フォロンがうらやましいです!
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設定見せは一巻が特異なだけやったんや。
内容に関しては可もなく不可もなく正にライトノベルもう少し引っ張っても良かったと思う設定がいくつか。
人間と精霊との関係はどこまで描かれるかは興味ある。 -
著者の表現力の向上を願いつつ、続巻に期待。
コーティは可愛いなぁ。 -
第2巻。「ある女の子を捜してください」簡単に済ませられると思われたその依頼は、やがて精霊を強制支配しようとする大きな陰謀へと繋がっていき……そしてまたもダンテの神曲が?
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神曲奏界ポリフォニカの2巻目
今回は精霊と人との関係についてでした。たとえ似たような姿をしていても精霊と人間で全く違う生き物そのことをよく考えさせられる巻です。ゲームとかではこういう関係をよく省略してる物が多いので中々面白いです。